こんにちはコハペペです。無線LANモジュールを使うことで天気予報を取得できるようになったのですが、LEDの色で表示するといまいち良くわからないので、わかりやすく天気のマークが表示できたらいいなと思っています。グラフィックタイプの液晶ディスプレーも考えたのですが、サイズが小さいものが多いみたいですね。大きい物はバックライトが必要になってきて一日中表示していると電力も結構消費しそうです。
見やすくて電力を消費しないとなると電子ペーパーかなあと思って調べていたら、海外でソニー製の電子ブックリーダーをハックしているサイトがありました。
その海外のサイトの電子ペーパーはED060SC4という6インチのものです。かなり古い世代の物らしく今では流通していないようです。コハペペが入手できたのはED060SC4(LF)というもので、型番のあとにLFがついていて、違いは無印のNCのピンにLFでは何かの信号が割り当てられているところ。無印のデータシートは入手できたのですがLFのデータシートは無料では入手できず、またデータシートには 制御方法が書かれていないので、果たしてうまく表示できるでしょうか...

電子ペーパーは、コロイド状の液体の中の、帯電した白黒の粒子を、電界の力を利用して表面に引き寄せて絵を表示します。移動しにくいコロイドの中を粒子が移動や回転するために、即応性は低いですが、移動後の粒子の状態が維持されやすく、また描画時に各画素ごとに蓄えられた電子が電界を作り続けることもあり、電源を切っても表示はそのまま残ります。この電界を発生させるため高い電圧かつ正と負(白と黒に対応)の両電圧が必要となります
ED060SC4では電界を発生させるために±15V(データシートにはソース電圧と記載)が必要です。さらに、それらを制御するために一回り高い+22V,-20V(データシートにはゲート電圧と記載)が必要なようです。これらの電圧をmbed マイコンで使っている3.3VからDCDCコンバータを使って作る必要があります。
また電子ペーパーとの接続は特殊な0.3mmピッチのポリミドケーブルとなっていて直接半田付けして配線することは不可能でした。

なので、DCDCコンバータなどの電源部分と、ポリミドケーブルをコネクタで受けて色々試せるようにピンヘッダのピッチ に変換する部分を基板化しました。
一通り材料が揃ったので部品を実装し、mbedねこちゃんの 3.3V電源から-20Vと+22Vの電圧生成されるところまでは確認できました。
次は他の電圧をつくる部分の実装と、あと電子ペーパーとを接続して制御方法を探らないといけないですね。
写真の右上にちょっと写っているのが電子ペーパーです。出荷検査用のためか、あらかじめ何か表示されてそのままの状態を保っています。電源が無くても表示がそのまま残っているのって何か不思議ですね。
うまくいくといいなぁ

つづく

2016.4.13
基板化して簡単に作れるようになりました

2016.4.22追加

電子ペーパーの実験セットができました!こちらよりご購入いただけます。作り方はこちら。簡単に作れますよ。

einkset

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