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新しくなったIKEAの99円LED電球 RYETを分解してみました。回路がとってもシンプルでした。
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カバーは熱伝導シリコンでくっついていました。取ってみるとLEDが6個入っています。
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LEDの電圧は54Vくらい。LED1個あたり9V。3素子入りのLEDチップなのでしょう。

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全部分解するとこうなりました。100円ショップのLED電球と構成は同じです。LED基板とLEDドライバ基板とはコネクターで接続されていました。白いケースの内側には放熱のための金属が入っています。

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基板の表にあるコンデンサは6.8uF 200V、コイルは3mHで、平滑用に使われています。コンデンサが200Vということは、この製品は日本国内向けに設計されたのでしょうね。トランスのような物は足が2本しかないのでコイルのようです。

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背面にはブリッジダイオードと3ピンのIC、抵抗とコンデンサです。3ピンのICがLEDドライバでしょう。
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ICには4501Dと書いてありますが、データシートは見つかりませんでした。
この基板の回路はこんな感じでした。
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この回路図は、ダイソーのLED蛍光灯に入っていた、LEDドライバICのメーカーBright Power Semiconductor が販売している、3ピンタイプのLEDドライバIC BP9918のものです。この回路にフューズやコイル、抵抗などが追加されていますが、基本はこんな感じです。

CSピンにつながった抵抗は、6.8Ωと12Ωの並列接続で合成抵抗は4.34Ω。LEDに流れる電流は以下の式で計算でき、
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電流は69mAとなりました。LED1つあたり0.62W、6つで3.7W。これはBP9918の場合の値ですが、このLED電球の仕様が4Wなので、こんなものでしょう。

ダイソーのLED蛍光灯の回路もシンプルでしたが、このIKEAのLED電球は、たった3ピンのICでドライブされた、もっとシンプルな回路でした。それにしても99円は安すぎです。
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元に戻して実験終了です。

つづき

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