nesステレオ
ファミコンのCPUからは、AUX AとAUX Bという2つのオーディオ出力が出ています。通常、これらのピンの出力は抵抗でミックスされて、モノラルのオーディオ信号になっています。
正式なステレオ音声ではありませんが、これらを分離することで、ステレオっぽくなります。以前書いた記事のコメントで、gokichanさんがこの方法をオススメしてくれたので、私もやってみました。
 2つのオーディオ出力
ファミコンのCPUの1番ピンがAUX A、2番ピンがAUX Bになっています。
FullSizeRender
AUX Aは、2チャンネルの矩形波の音源が接続されていて、ファミコン特有のピコピコ音が出ます。
AUX Bは、三角波、ノイズ、ADPCMの3種類の音源が接続されていて、主にベースの音やドラムの音などが出ます。
nesauxout
通常、これらの出力は抵抗でミックスされてモノラル音声になっています。
 チャンネルの分離
nesout2
それぞれのオーディオ出力につながっている、混合用の抵抗の手前でカットします。ここから47uFのコンデンサを追加して、オーディオ出力にします。これだけです。

 改造
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カセットのスロットを上面にして、基板左下にある抵抗の左から3つ目と4つ目。これらの足をカット、またはハンダを使って足を抜き取ります。

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背面のこの位置からシールド線で引き出します。このシールド線の先に、47uFの電解コンデンサを接続して、オーディオコネクタを取り付けました。
シールド線は、狭いところも配線しやすい、細くてしなやかなこれがオススメです。
 聴いてみる
手元にあったスーパーマリオブラザーズ3の音を聴いてみましょう。

異なる音源を左右のチャンネルに割り当てただけなので、ステレオではないですが、なんかステレオっぽく感じますね。
完全に左右に分けないで、AUX Aを左1:右2、AUX Bを左2:右1、ぐらいにミックスすると、それっぽくなるのではないでしょうか。
結構面白いですね。他のゲームの音も後で聞いてみたいと思います。

2019.1.15追加
他のゲームも聴いてみました。

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