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仮想と現実のギャップに苦しむ…

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こんにちはコハペペです。
CADで基板を設計しているときは、部品の実サイズはあまり気にせずに、
mbedのライブラリにある部品データをぺたぺた貼っていて、結構小さく配線できたなぁと、自己満足していました。
が、が、がー。実際半田付けしようとすると、マイコンはパット幅0.3mm、0.65mmピッチのQFNパッケージ。
抵抗やコンデンサは1005なので、1.0mmx0.5mmサイズでピンセットでやっとつかめるくらい小さい。
厳しい。厳しすぎる。プルプル震える手でつけていきますよ。

そんなときに頼りになるのが、これ
「ぎぃゃくさよぉぅ ぴんせっとぉぅ(ドラえもん風)」

このピンセットは、指でつまむとピンセットの先が開いて、力を緩めるとピンセットの先が閉まって部品をつまんでいてくれる。作用が逆なので ぎぃゃくさよぉぅぴんせっとぉぅ(もういいかぁ)。
一番上の写真は、このピンセットで1005抵抗をつまんで置いてある状態です。
1608サイズはつまめたんですが、1005はつまめなかったので、先っちょをペンチで若干つぶしてつまめるようにしました。
普通のピンセットでチップ部品をつまむと、パッドへ持っていく途中で、力加減がプルプルしてきて、
ある瞬間に、部品がプーーーーンってどっかに飛んでいってしまうことってありますよね。(あるよね ね ね?)
これだと、それが起こらないんです。力を抜いれば部品をホールドしていてくれるので、位置決めだけに
集中できるんです。1回使うともうこれなしでは生きていけません。

それともうひとつ
「えるずーむ るーぺつきすたんどぉぅ(ドラえもん風)」

照明つきのルーペですね。
これは会社の大先輩が社用で導入してくれたのを使わせてもらったことがあって、これが超便利だったので
自分は家用で買ってしまいました。自分のは照明が蛍光管で、覗いて作業をしているとその熱気が顔に当たってなんか熱いです。今はLEDタイプもあるみたいです。それなら熱くないのかな?
これを覗きながら拡大した状態で半田付けすると、不思議と小手先やピンセットの位置決め精度が上がるんですよ。手先のプルプルはするんですけどね。
しかもこのルーペはレンズの下側がさらに倍率の高いレンズになっているので、ピッチの狭いICの半田付け後の半田ブリッジなんかを調べるのにも重宝します。下のメーカーのページに写真があります。
メーカーの商品紹介へのリンク
いつもは子供の寝室にあり、子供たちの寝る前の読書タイムのただの照明と化していますが…

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もう辛いの辛いよ。小さい分の実装が終わり、背の高い大きな部品へと移ります。

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スイッチとピンヘッダをつけて、ついに半田付け終了です!!
なんか猫の顔みたいに見えますね。(見えない?)
基板は10枚届いたのですが、4枚実装でもう限界です。ごめんよseeed studioさん。
この基板をパソコンのUSBに刺すと、ストレージとして見えるはずなんです。

パソコンにUSBケーブルで接続すると、何らやドライバが自動インストールされたあとimage
キターーーーーーー!!!! 認識しました!!
「ドライブネームがCRP DISABLD」ってなんだかわからないですが、
なんにもプログラム入れていないのに、マスストレージクラスとして動作するなんて
すごくないですか?すごいなARM君。
私はいくら英語を勉強しても外人さんと話が通じないのに、君は最初からPCと会話が成立するんだね。

実装した4枚とも正常に認識しました。さてと次はmbed化です。