kohacraftのshopより実験セットを購入いただけるようになりました。作ってみたい方はどうぞ。
2016.6.30追加
上記の実験キットはアクリル加工のいらないセットに仕様が変更になりました。
プログラムはこちらからダウンロードできます。
以前の天気予報LEDのプログラムにはバグがあって、正常にデータが取得できているのに何度も受信を繰り返してしまう場合があり修正しました。以前のプログラムの方も修正してあります。やってみてだめだった方にはすみません。
ESP-WROOM-02とmbedマイコンはシリアル通信で会話をしています。今回プログラムのミスもあり、どのような会話をしているか気になったので、mbedねこちゃんの聞き耳機能を使って、会話を聞いてみました(普通にmbedのシリアル通信の機能ですが...)。
まずは、mbed Windows serial port driverをここからダウンロードしてインストールしてください。
配線は上の回路図の赤い線のように、片方をESP-WROOM-02のTXDに、もう片方をねこちゃんの緑色のピンの左側につなぎます。これで、ESP-WROOM-02がmbedマイコンに向かって話している内容をパソコンで受信することができます。
パソコンではテラタームというソフトでの使い方をご紹介します。ここからダウンロードしてください。
解凍してttermpro.exeを起動すると最初は英語なので焦るかもしれませんが日本語に設定できます。
mbedねこちゃんをUSBでパソコンについだ状態で起動してください。
とりあえず、Serial の Port: で mbed Serial Port を選びます。mbedねこちゃんがつながっていないと選べないです。
まずは日本語にしましょう。
[Setup] の [General...] を選んでください。
そこで、Language と LanguageUI を Japanese にしてOKをクリックします。
これで日本語になります。
次はESP-WROOM-02とmbedの会話のスピードに合わせるための設定にします。
[設定] の [シリアルポート]をクリックして
改行コードを 受信送信共に CR+LF にてOKをクリックします。
これで設定は終わりなのですが、毎回同じ設定をするのが面倒な方は、この設定をデフォルトにできます。
[設定] の [設定の保存] をクリックします。
ねこちゃんの赤いおめめを押すとマイコンがリセットされてESP-WROOM-02とmbedが会話を始めます。
こんな感じにESP-WROOM-02が話している内容を知ることができます。これがyahooAPIから取得した天気予報の情報になります。プログラムではこの中から、今後の天気情報を示しているforecastの後にあるcodeの番号(ここでは12)を抽出し、この番号によってLEDの色を変えています。
yahooAPIでは、3日先の天気と最高最低気温の情報が取得できるんですね。
パソコンからマイコンにプログラムをダウンロードすると、このシリアル通信は切れてしまうので、テラテームをいったん終了して立ち上げ直すか、[ファイル] の [接続断] をクリックしてから、 [ファイル] の [新しい接続] で、[mbed Serial Port]を選んで接続し直してください。
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