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天気予報LEDをわかりやすく改良しました

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2015.09.18追加
kohacraftのshopより実験セットを購入いただけるようになりました。作ってみたい方はどうぞ。
2016.6.30追加
上記の実験キットはアクリル加工のいらないセットに仕様が変更になりました。
以前インターネットから天気予報の情報を取得してLEDの色を変える装置を作りましたが、アイコンでわかるよう改良しました。
透明のアクリルにペンで晴れと雨と曇と雪マークを書いて、その線をなぞるようにリューターでなるべく深く傷を付けていきます。リューターはダイソーで800円で売っていた物を使いました。
強く押すと変な方向へ進んでしまうので、優しくなでるように何度もなぞって深く彫ります。
アクリルのはじっこにLEDをグルーガンでくっつけて、光が漏れないようにアルミテープで巻きます。
グルーガンもダイソーで200円で買いました。アルミテープもダイソーでした。アクリルは売ってなかったのでホームセンターで買いました。
そしてコハペペの大好きなペヤングの空き容器にカッターでスリットを入れて、これらを差し込み配線します。
アクリルをペヤングの空き容器にグルーガンで固定しようとしましたが、熱で溶けてしまいそうだったので、アクリルどうしをグルーガンで固定するだけにしました。
プログラムの中のLEDを光らせる処理を書き換えて完成!
晴れ時々曇りだと、晴れのマークと曇りのマークが光ります。
回路はあまり変わらずこんな感じで、天気ごとにLEDを分けただけです。
weatherLed2プログラムはこちらからダウンロードできます
以前の天気予報LEDのプログラムにはバグがあって、正常にデータが取得できているのに何度も受信を繰り返してしまう場合があり修正しました。以前のプログラムの方も修正してあります。やってみてだめだった方にはすみません

ESP-WROOM-02とmbedマイコンはシリアル通信で会話をしています。今回プログラムのミスもあり、どのような会話をしているか気になったので、mbedねこちゃんの聞き耳機能を使って、会話を聞いてみました(普通にmbedのシリアル通信の機能ですが...)。

まずは、mbed Windows serial port driverをここからダウンロードしてインストールしてください。

2017.9.29 ドライバが新しい物に更新されています。こちらよりダウンロードしてください

 

配線は上の回路図の赤い線のように、片方をESP-WROOM-02のTXDに、もう片方をねこちゃんの緑色のピンの左側につなぎます。これで、ESP-WROOM-02がmbedマイコンに向かって話している内容をパソコンで受信することができます。

パソコンではテラタームというソフトでの使い方をご紹介します。ここからダウンロードしてください。
解凍してttermpro.exeを起動すると最初は英語なので焦るかもしれませんが日本語に設定できます。
mbedねこちゃんをUSBでパソコンについだ状態で起動してください。
terastart
とりあえず、Serial の Port: で mbed Serial Port を選びます。mbedねこちゃんがつながっていないと選べないです。

まずは日本語にしましょう。
[Setup] の [General...] を選んでください。
terageneral

そこで、Language と LanguageUI を Japanese にしてOKをクリックします。
terajapanese
これで日本語になります。

次はESP-WROOM-02とmbedの会話のスピードに合わせるための設定にします。
[設定] の [シリアルポート]をクリックして
terasirial

ボーレートを115200にします。
terabitrate

[設定] の [端末] をクリックして
teratanmatu

改行コードを 受信送信共に CR+LF にてOKをクリックします。
terasetcrlf

これで設定は終わりなのですが、毎回同じ設定をするのが面倒な方は、この設定をデフォルトにできます。
[設定] の [設定の保存] をクリックします。
terasave

そのまま保存をクリックしてください。
terainisave
これで完了です。

ねこちゃんの赤いおめめを押すとマイコンがリセットされてESP-WROOM-02とmbedが会話を始めます。
teratalking
こんな感じにESP-WROOM-02が話している内容を知ることができます。これがyahooAPIから取得した天気予報の情報になります。プログラムではこの中から、今後の天気情報を示しているforecastの後にあるcodeの番号(ここでは12)を抽出し、この番号によってLEDの色を変えています。
yahooAPIでは、3日先の天気と最高最低気温の情報が取得できるんですね。

パソコンからマイコンにプログラムをダウンロードすると、このシリアル通信は切れてしまうので、テラテームをいったん終了して立ち上げ直すか、[ファイル] の [接続断] をクリックしてから、 [ファイル] の [新しい接続] で、[mbed Serial Port]を選んで接続し直してください。