こんにちはコハペペです。前回はLEDが点滅するプログラムを紹介しました。
今回はそれを発展させて、2つのLEDを点滅させるプログラムへと改造してみましょう。
LEDを増やすということはプログラムにデジタルアウトを追加します。
また、どこのピンを使うか決めます。
下のピン配置からdp1からdp28までの19個の中から選べます・
LED1の反対の dp15 にLEDを追加してみましょうか。
それでは、プログラムの作成に入りましょう。左上の新規作成をクリックしてください。
既に作ってあるプログラム名と同じ名前のプログラムは作れないので、プログラム名の後に2を付けて、mbed_blinky2としてOKをクリックしてください。
main.cppをクリックして、3行目の後にデジタルアウトを追加しましょう。
3行目をコピーしてもOKです。myledも同じ名前が使えないので、myled2とします。
そして、dp15を使うので()の中をdp15とします。
4行目が、
DigitalOut myled2(dp15);
になっていればOK。
これで、dp15のピンがmyled2という名前でデジタルアウトとして使えるようになりました。
それでは、mainの中で、myled2をON,OFFするプログラムを書いてみましょう。
点滅の方法は、myledがOFFの時はON,ONの時はOFFというようにしてみましょうか。
myledがONしたらmyled2がOFFするように、8行目のmyled = 1; の次の行に
myled2 = 0;
と追加してください。
さらに、myledがOFFしたらmyled2がONするように、11行目のmyled = 0; の次の行に
myled2 = 1;
と追加してください。
これでプログラムは完成。コンパイルをクリックして、マイコン用のファイルをダウンロードしてください。
ねこちゃんとマイコンとのつなぎ方はこちらを参考にしてください。
次に、LEDをマイコンに追加します。今回は右下のピン(dp15)にLEDを追加します。
dp15にLEDの足の長い方を挿して、短い足を電源ラインのGND(水色のライン)に挿します。
LEDは前回同様青色を使います。
ねこちゃんをUSBでつないでください。つないだ時に開いたドライブの中に、先ほどコンパイルでダウンロードしたファイルをコピーします。これでマイコンの書き込み完了です。赤いお目目を押してみましょう。
交互にLEDが光りましたか?アメリカのパトカーのようになりましたね。
デジタルアウトの使い方、わかりましたでしょうか。
DigitalOut xxx(dp~);
を最初の方に追加して
プログラムの中で xxx=1; xxx=0; とするだけです。
xxxは自分で決められるピンの名前。~はピン番号です。下の図のdp1~dp28までの19個から選べます。
今回のプログラムは「マイコンで発明しよう実験セット」で実験することができます。
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