ロッジックアナライザってすごいです 波形その2

logianasuteki
こんにちはコハペペです。電子ペーパーの信号をオシロスコープで観察していたのですが、表示するタイミング(ドリガー)が、波形の最初のON(立ち上がりエッジ)かOFF(立下りエッジ)または、最後のONかOFFしか選べないため、途中がどうなっているのかよくわかりませんでした。
そこで奮発してロジックアナライザーという測定装置を買いました。ロジックアナライザーは複数のデジタル信号のONとOFFを長い時間記録しておいて、後からじっくり観察できるツールです。
オシロスコープは測定の瞬間の波形しかわからないのですが、ロジックアナライザーは複数のチャンネルの1秒間とか10秒間の波形の変化を見ることができます。
ただ、電子ペーパーの場合は注意が必要です。電子ペーパーは+22Vとか-20Vなどといった高い電圧のピンがあり、ここにロジックアナライザーをつないでしまうと、壊れてしまう可能性があります。今回は先回オシロスコープで観察してデジタル信号(3.3V)だとわかっているピンをロジックアナライザーで観察しました。
また、16チャンネルを測定するとサンプリング速度が16MHzとなり8MHzまでの信号しか記録することができないので、CLの9.5MHzは正しく観測できません。CL以外の全体の波形の変化を観察する感じで今回は使います。

電子ブックリーダーの本棚の画面からホーム画面へ遷移する時の波形全部が下の波形です。
logianabooktohome
まずわかることは、SHR,NC(9),RL,U2CE2,U2CE1は常にHの状態。U1CE2,U1CE1は常にLの状態にしておけばよいということと、
残るCL,LE,OE,NC(10),SPH,GMODE1,U1SPV,U1CKVをマイコンからコントロールすればいいということになります。
また、GMODE1は1画面描画するごとにLになる(っぽい)ので、全部で43回描画し直しているみたいです。画面を消すのに何回も書き直しているのでしょうか。

波形の最初の1画面を書いている途中までの部分を拡大したのが下の波形です。見やすいように必要なチャンネルのみにしてみました。
logiana1screenstart
GMODE1がH→U1SPVがL→U1CKVがL というように波形の変化のタイミングがよくわかります。U1CKVが4回LになってからCLが出始めていますね。4ライン分表示できないけど存在するラインがあるのでしょうか。

1ライン分をもう少し拡大してみましょう。
logiana1screen
1ライン中にSPHとNC(9)が順番にLになっています。その後U1CKVがLになり、10ms後にU1CKVがH、OEがL、LEがHという順番になっています。

今度は1画面分の描画が終わったあたりの部分を見てみましょう。
logiana1screenend
CLが終わって0.3ms経ってからGMODE1がLになっています。
最後の1ラインはNC(10)とSPHがHのままCLが出ています。最後に1ライン分は空の描画信号が必要なんでしょうか?…

今回はサンプリング速度が遅いため、CLとの関係がわかりませんでしたが、次回は上の波形の8チャンネルに限定して、サンプリング速度を高めて観察してみたいと思います。
また、今回GMODE2,U2SPV,U2CKVは先回のオシロスコープでGMODE1,U1SPV,U1CKVと同じ感じだったので測定しませんでしたが、本当に同じかどうかロジックアナライザーで確認したいと思います。

追記
GMODE2,U2SPV,U2CKVの波形はGMODE1,U1SPV,U1CKVと同じでした。
電源ON時の波形です
logianaturnon

1画面描画部分を拡大
logianaturnonzoom

追記終わり

いやぁ、ロジックアナライザー初めて使いましたが便利ですね。あとから好きな場所を自在に拡大してみるとこができるので、タイミングを解析するには最適です。オシロスコープもこんな感じでできるといいんですけど、アナログ値はデータが膨大になってしまって難しいのかもしれませんね。

電子工作

関連記事

kohacraftのblog

コメント