PR 記事には広告が含まれています
スポンサーリンク
Translate

はじめてのマイコン選び

スポンサーリンク

あるとき小学生3年生の息子がマイコンのプログラムをやりたいと言い出しました。
マイコンって難しそうだし、うまく教えることができるかどうか...小学生でもできる何かいい方法ないかなと、といろいろ調べていたら、mbedという仕組みに出会いました。
mbedはARMというマイコンを開発している会社が提供している無料のサービスです。(ARMマイコンは、iphoneなどの携帯電話やNintendoDSなどの電子機器にも使われているとても身近なマイコンなんです。)

●操作が簡単な方がいいなぁ
mbedは、パソコンにソフトをインストールしなくても、今インターネットを見ているブラウザでプログラムを書くことができます。
mbedprogramu

さらに、書いたプログラムはダウンロードできて、そのファイルをmbedマイコンのドライブにポイッて入れるだけで、マイコンにプログラムが書きこまれます。
b
操作は自体は、普段よく使う方法なので、これなら子供でもできてしまいます。

●簡単にプログラムができるといいなぁ
次にプログラミングですが、プログラムはマイコンで一般的なC言語で書いていきます。
といってもマイコン固有の複雑な知識は不要で、最初に自動で作られるプログラムを、ちょっと書き換えたり、コピー&ペーストするだけで、なんとなくできてしまいます。(こちらにコピペでできるプログラミングの記事をかきましたので参考にしてください。)

●はんだ付けせず、電子工作できるといいなぁ
マイコンで遊ぶには、LEDをつないで光らせたり、ブザーをつないで鳴らしたり、何か電子部品をつないで遊びます。ハンダづけだと火傷の恐れもあるので、部品を刺していくだけで、部品どうしがつながるブレッドボードを使うことにしました。これで、ブロック遊びのように、作ったりばらしたり、何度でも実験ができます。
breadboard2
ブレッドボードには、どの穴とどの穴がつながっているかがわかりやすいように、透明のタイプを選びました。ブレッドボードについてはこちらの記事が参考になります。

●便利な書き込み機つくってみました
ブレッドボードを使うなら、それ用に便利なマイコン書き込み機を作ろうと思い、専用の書き込み機をつくりました。書き込みだけでなく、ブレッドボードに刺すだけで、ブレッドボードに電源を供給することもできます。見ためがネコっぽいので、mbedねこちゃんと呼んでます。
開発中の記事(その1その2)、量産中の記事(その1その2)、mbedねこちゃん使い方詳細の記事
image

●結果
mbedマイコンとmbedねこちゃんを使って、今では息子はマイコンで自由自在にプログラムと電子工作を楽しんでいます。
imageimage

息子がこんなにできるようになるのであれば、マイコンで遊んでみたいと思っている子にも楽しめるはず!、とkohacraftオリジナルのマイコンセットを販売することにしました。

マイコン、ブレッドボード、配線、LED、スピーカー、スイッチなど、マイコンと電子工作をはじめてする方に必要な部品が全部入っています。これだけでいろいろつくれて遊べちゃいますよ。
nekochanset
さあいっしょに、マイコンで遊びましょう。