こんにちはコハペペです。以前紹介したドットマトリクス表示できましたの投稿のドットマトリクスLED実験セット アニメーションで遊ぼうの作り方をご説明します。
SDカードインタフェース基板に変更があったため、「ドットマトリクスLED実験セット2」としました。
プログラムを作ったり、コンパイルするためにmbedのアカウントが必要なので、こちらの記事を参考にmbedのユーザー登録と、mbedねこちゃん(書き込み機)のための設定をしてください。
それでは作っていきましょう。
●まずは配線から
- 茶色から青の6本
- 紫灰色の2本
- 白から黄色の7本
- 緑から紫の3本
- 灰色から黒の3本
の5セットできます。
次に「白から黄色の7本」をドットマトリクスLEDの基板につなぎます。
白を+に、黒をGに挿します。1ピン空けて、茶色をCSに、赤をRD、オレンジをWR、黄色をDATAにつなぎます。
それではマイコンにつないでいきましょう。
まずはSDカード基板です。
- 茶色を11行目付近の赤い電源ラインへ
- 赤を13aへ
- 黄色を6aへ
- オレンジを2aへ
- 緑を1aへ
- 青を1行目付近の青いグランドの電源ラインへ
つないでいきます。
- 黄色を11aへ
- オレンジを10a
- 赤を9行目付近の赤い電源ラインへ
- 茶色を9a
- 白を8行目付近の赤い電源ラインへ
- 黒を白のとなりの青いグランドの電源ラインへ
さしていきます。
「緑から紫の3本」でねこちゃんとマイコンをつなぎます。これはプログラムをマイコンに書き込むためです。
最後に、ピン-ピンのジャンパワイヤーを2本に割いて、マイコンの電源とブレッドボードの電源ラインとをつなぎます。
- 茶色を8行目付近の青いグランドの電源ラインと、7iへ
- 赤を8行目付近の赤い電源ラインと、8iへ
つないで、配線は完了です。
●アニメーションを描こう
縦8ドット横8ドットフルカラーのBMPファイルを用意します。
windowsのペイントで描けます。サイズ変更で、
縦横比のチェックを外して、ピクセルを選んで、水平と垂直方向の値を8にしてください。
黒、白、赤、黄色、緑、水色、青、紫だけで絵を描いてください。
保存するファイル名は01.bmpからアニメーションする順番に02.bmp、03.bmpというように名前をつけます。
保存形式は、24ビット ビットマップを選び、SDカードに保存してください。
全てのアニメーションが描き終ったら、メモ帳で表示する最後の番号と、1枚あたりの表示時間を記入します。
40番が最後で、それぞれの表示時間が0.2秒であれば、
40,0.2
と書いて、SDカードにloop.txtという名前で保存してください。
動画で紹介しているデータをこちらに置いておきますので、試したい方はダウンロードして解凍し、bmpとtxtファイルだけをSDへ移動してください。
これでデータはすべてそろいました。SDカードの文字が書いてある面を上にして、SDカードモジュールに挿してください。
●マイコンにプログラムを書き込もう
プログラムはこちらからダウンロードできます。右にあるImport this programをクリックし、インポートしてください。
「コンパイル」ボタンをおして、コンパイルします。これは、人間が理解しやすいプログラムを、マイコンが理解できる命令に変換しているんです。
コンパイルが終わるとファイルがダウンロードできます。
ねこちゃんとPCをUSBでつないでください。mbedというフォルダが開くので、その中にダウンロードしただファイルを入れてください。これでマイコンへの書き込みは完了です。
ねこちゃんの赤いおめめを押してください。
アニメーションが表示されましたか?
表示されたらおめでとうございます。もっともっと絵を描いて長編に挑戦してみてください。
おかしい場合
・真っ白の場合はSDカードのファイルが読めていない可能性があります。bmpのファイル名は01.bmp~になっているか、loop.txtがあるかを確認してください。またSDカードモジュールとマイコンとの配線を確認してください。
・画像がめちゃくちゃの場合には、bmpのファイルがおかしい可能性があります。縦8ピクセル、横8ピクセル、24ビットのビットマップになっているか確認してください。サンプルのデータも試してみてください。
・真っ暗な場合は配線が間違っている可能性があるので、もう一度確認してください。
・マイコンの書き込みが終わらな場合は、マイコンとねこちゃん、マイコンに電源がつながっているか確認してください。
お疲れ様でした。
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