PR 記事には広告が含まれています
スポンサーリンク
Translate

天気予報LEDを作ろう!無線LAN実験セット2の作り方

スポンサーリンク

weatherledset2_

2019.6.8 YahooAPIサービスの廃止に伴い、OpenWeatherMapによる天気予報サービスを利用するよう、プログラムを更新しました。
この記事の内容は、古い作り方の情報となっております。
新しい作り方は、こちらになります。過去に購入された方も、新しいプログラムを利用することで、天気予報が表示できるようになりますので、ぜひご覧ください。

インターネットから天気予報を取得して、LEDの色で今後の予報をお知らせする天気予報LEDセット2の作り方を紹介します。
回路図はこのようになっています。
weatherled201
無線LANかんたんモジュールのおかげで少ない配線で、マイコンがインターネットにつながることができます。
mbedのユーザ登録とmbedねこちゃん(書き込み機)の設定が済んでいない方はこちらを参考に、設定をお願いします。

それでは作っていきましょう。
ブレッドボードに、マイコン、抵抗、無線LAN簡単モジュール、mbedねこちゃんの順に刺していきます。
weatherled202

  • マイコンは凹みがあるのが上にくるようにして、左上のピンが1行目のcに来るように刺します
  • 抵抗は片方の足を15eに、もう片方を青いグランドラインに刺します
  • 簡単モジュールは図のように、左上のピンが20bに来るように刺します
  • mbedねこちゃんは一番下に刺します

次にピン-ジャックのジャンパーワイヤーを下のように6つに分けてLEDの準備をします。

  • - の2本(晴れ用の赤いLEDをつなぎます)
  • オレンジ-黄色 の2本(曇り用の黄色いLEDをつなぎます)
  • - の2本(雨用の青いLEDをつなぎます)
  • -灰色 の2本(雪用の白いLEDをつなぎます)
  • 白黒 の3本(mbedねこちゃんとマイコンをつなぎます)
  • -黒 の9本

LEDをジャンパワイヤーに刺していきます。

image

  • のLEDの長い方の足を、赤いジャンパワイヤーに刺します。短い足を茶色に刺します。
  • 黄色のLEDの長い方の足を、黄色のジャンパワイヤーに刺します。短い足をオレンジに刺します。
  • のLEDの長い方の足を、青いジャンパワイヤーに刺します。短い足をに刺します。
  • 白のLEDの長い方の足を、灰色のジャンパワイヤーに刺します。短い足をに刺します。

これでLEDの準備は終了です。

それでは、配線をしていきましょう。

まずは、マイコンと無線LAN簡単モジュールの電源をピン-ピンのジャンパーワイヤーでつなぎます。

weatherled203

  • マイコンの7hを青いグランドライン
  • マイコンの8hを赤い電源ライン
  • かんたんモジュールの20aを赤い電源ライン
  • かんたんモジュールの20jを青いグランドライン

今度は、マイコンと簡単モジュールをつなぎます。

weatherled204

  • マイコンの12hと、簡単モジュールの23j
  • マイコンの13hと、簡単モジュールの27j
  • マイコンの14hと、簡単モジュールの26j

13hが27j、14hが26jと上下が入れ替わってつながっているので、注意してつないでくださいね。

 

image
こんな感じになっています。

次に、mbedねこちゃんとマイコンをつなぎます。

白黒の3本のピン-ジャックのジャンパワイヤーを使います。

weatherled205
ねこちゃんのまゆ毛の部分の左側3本とマイコンとをつなぎます。

  • まゆ毛の一番左のピンはマイコンの左側の3行目へ
  • まゆ毛の左から2個目のピンはマイコンの左側の12行目へ
  • まゆ毛の左から3個目のピンはマイコンの右側の6行目へつなぎます

最後に、LEDを配線します。

weatherled206

  • のLEDの長い方の足(赤いジャンパワイヤー)を1aに刺します。短い足(茶色)を15行目に刺します。
  • 黄色のLEDの長い方の足(黄色のジャンパワイヤー)を2a刺します。短い足を(オレンジ)を15行目に刺します。
  • のLEDの長い方の足(青いジャンパワイヤー)を4a刺します。短い足を()を15行目に刺します。
  • 白のLEDの長い方の足(灰色のジャンパワイヤー)を6a刺します。短い足を()を15行目に刺します。

こんな感じになります。

image

 

それではプログラムに移りましょう。

mbedのユーザ登録とmbedねこちゃん(書き込み機)の設定が済んでいない方はこちらを参考に、設定をお願いします。

プログラムはこちらからインポートできます。

右側の Import this program をクリックして自分の環境へインポートしてください。

ご自宅の天気予報を取得するための修正をします。

プログラムの17行目から19行目をご自宅に合わせて変更します。weatherled207
your SSIDをアクセスポイントのSSIDに

passwordをアクセスポイントのパスワードに変更してください。

WOEIDは天気予報を調べる位置を表す番号です。ここのページにアクセスして、郵便番号を入力すると得られる数字を転記してください。ちなみに1118370は東京都の番号になっています。

これでプログラムの修正は完了です。[コンパイル]ボタンをクリックすると、マイコンに書き込むファイルがダウンロードできます。

USBでパソコンとねこちゃんをつないでください。MBEDというドライブが登場するので、そのドライブに、先ほどダウンロードしたファイルをコピーしてください。これで、マイコンにプログラムが書きこまれました。

(コピーに失敗する場合は、マイコンと電源の配線と、マイコンとねこちゃんの配線を再確認して、USBを抜き差ししてください。)

mbedねこちゃんの赤いおめめを押してください。マイコンがリセットされ動作を開始します。

しばらく黄色→白を繰り返した後に、(1秒)→黄色(1秒)→(3秒)→消灯(3秒)してから、今後の天気のLEDが点滅し始めます。

が点滅したら今後は晴れ、黄色は曇り、は雨、白は雪です。

1時間ごとに自動で更新されます。

トラブルシューティング

  • 赤が光りっぱなしの場合:マイコンが無線LAN簡単モジュールと通信できません。マイコンと簡単モジュールとの配線と、簡単モジュールの電源の配線を再確認してください。
  • 青が光りっぱなしの場合:ご自宅の無線LANに接続できません。SSIDとパスワードを再確認してください。
  • 全て消灯したままの場合:天気情報のサーバーに接続できません。しばらく待って再起動し直してください。
  • 白が光りっぱなしの場合:サーバーに接続できましたが、正しい情報が取得できません。WOEIDが正しいか再確認してください。

天気予報LEDを作ろう!無線LAN実験セット2はこちらよりご購入いただけます。

weatherledsets