こんにちはコハペペです。メモリーが大きいmbedマイコンがほしくて、LPCXpresso1549というマイコンボードを買いました。
しばらく遊んでいると、どこかでショートしたらしく、マイコンから煙が上がって壊れてしまいました。マイコンに穴が開いています。
また新しいボードを買うのはお金がもったいないので、マイコンを交換することにしました。
このマイコンは足がいっぱいあります。ここまま半田ごてを使って取るのはほぼ不可能ですが、簡単に取り外す方法があります。写真のようにリードの付け根をカッターで優しく切断していきます。
4辺のリード全てを切ったら細いマイナスドライバーでパッケージを取り外します。
この状態で、半田ごてで残ったリードを優しくなでると、リードがきれいに取り除けます。リードが横に出ているSOPのICやこのマイコンのように4方に出ているQFPのICはこの方法で、簡単に取り外しすることができます。
フラックスを塗って優しくなでるときれいになります。最後にフラックス洗浄剤で拭き取れば完璧。
新しいマイコンを半田付けします。フラックスをを塗ってから、ブリッジしてもいいので適当に半田を付けます。はんだは0.6mmくらいの太さが便利です。0.3mmくらいの細い物も持っていますが、半田ごてを当てるとはんだに含まれているフラックスがすぐに飛んでしまって、なかなかきれいにつけることができません。
RSコンポーネンツ
そして、後から半田吸い取り線で余分な半田を吸い取ります。すると、狭いピッチのリードでも簡単に半田付けできます。
半田吸い取り線にフラックスを塗っておくと吸い取りがよりスムーズになりますよ。
ルーペでブリッジが無いかよく確認して、OKならばフラックス洗浄剤できれいにします。交換完了です。
動作を確認します。USBをパソコンにつないで、mbedドライブにコンパイルしたmbed_blinky(Lチカ)をコピー。リセットボタンを押すと、LEDが点滅しました!
修理完了です。
修理の途中で、半田ごてが当たってしまい、ピンヘッダーのソケットが溶けてしまいました…。あまり使わないピンでよかった。
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