かなり前にハードオフでジャンクのファミコンを買って分解しました。
- 過去記事:ハードオフでいろいろ買って分解しました
そのファミコンで遊びたくなったので、改造してビデオ出力をつけました。ファミコンからはRF出力しかないので、アナログのテレビでしか遊べません。家にはテレビがないので、ファミコンをビデオ出力できるように改造して、ビデオキャプチャーケーブルを使ってパソコンに表示させることにしました。
ビデオキャプチャーケーブルはAMAZONで一番口コミの多かったIOデータのにしました。
ファミコンは分解するとカセットが刺さるCPUの基板とアンテナの信号に変換するRF変換基板の2つが入っています。
この2つの基板をつないでいるケーブルの部分に、ビデオ出力と音声出力があります。
左から、GND、5V入力、5V入力、5V入力、音声出力、GND、ビデオ出力になっています。
とりあえずジャンパーワイヤーをつないでブレッドボードで実験できるようにしました。
まずはビデオ出力を、1000uFのコンデンサをはさんでそのままビデオキャプチャーにつないでみました。映りはしましたが暗かったです。電流が足りないようです。そこでトランジスタでアンプ回路を作りました。
トランジスタは2SC1815です。R3は無いと波形がおかしくなってしまったので、適当に2.2kΩにしました。R1は100Ωだと同期信号がつぶれて無くなってしまいそうだったので、68Ωにしました。R2は75Ωが無かったので68Ωにしました。
この回路の出力はこんな感じの波形になりました。
黄色がキャプチャーケーブルにつないだ状態でのビデオアンプの出力、青は音声出力の波形です。
音声は2.5Vのオフセットがあるんですね。
パソコンのキャプチャーソフトで表示させると…
音声信号は、そのままキャプチャーケーブルにつなぎましたが、音が小さくもなく割れることなく、ちょうどいい音量でした。
なので、トランジスタのビデオアンプ回路とキャプチャーケーブルだけで、パソコンに表示させて遊ぶことができます!!
さっそくドラクエ2でお城の外へ出ましたが、スライムが強すぎてすぐに死んでしまいます。
今日の実験のためにハードオフで、ジャンクのドラクエ2とゴルフ、スーパーマリオ3を買ってきました。ドラクエが108円、ゴルフが51円、スーパーマリオ3が432円でした。
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