自作のkazzoクローンができたので、ドライバーのセットアップ方法をご紹介しながら、カセットの吸出しをしてみます。
kazzoドライバーのセットアップ
ドライバーはFC Dumper(Kazzo)のページからダウンロードするとインストールが簡単でした。
上記のページからドライバーの「http://gamebank.jp/dumper/dl/kazzo-driver-installer-support-win10.rar」をダウンロードして展開しておきます。
kazzoをUSBに接続するとwindowsがドライバーを探し始めますが、見つからず失敗します。
その後、「kazzo-driver-installer-support-win10」の中の「zadig_2.2.exe」を実行します。
▼ボタンをクリックして「libusb-win32 (v1.2.6.0)」と変更し、「Install Driver」をクリックします。kazzoのドライバーがインストールされます。
ただ、windows7とwindows10はこの方法でうまく認識したのですが、windows8.1ではデバイスマネージャでは認識しているのですが、吸出しソフトでkazzoを認識できませんでした。
カセットの吸出し
吸出しソフトのunagiのダウンロードページから「unagi_client_windows_062.zip」をダウンロードし展開します。
- 関連リンク unagiのダウンロードページ @odnd
ついでに、吸い出したソフト名がわかるようにデータベースをダウンロードします。
上記のページの「Download the most recently posted XML dated 2017-08-21」をクリックしてファイルをダウンロード展開します。「NesCarts (2017-08-21)」というフォルダに「NesCarts (2017-08-21).xml」というファイルがあるので、「NesCarts (2010-02-08).xml」とリネームします。
「anago」フォルダにリネームした「NesCarts (2010-02-08).xml」のファイルをコピーします。
「anago」フォルダの「anago_wx.exe」を実行します。
「script」や「Auto」「x1」などは吸い出すソフトによって変更するようですが、まだよくわかりません。「dump」をクリックすると吸出しが始まります。
今回作った自作kazzo cloneは丸く配置したLEDの光がクルクル回りながら、データが吸い出されます。
吸出しが完了しました。nameのところに「アイスクライマー」と出ていて、正しく吸い出せているのがわかります。
エミュレータで動作させてみる
ファミコンのエミュレータはいろいろ種類があります。適当なのをダウンロードして、ROMを読み込ませてみました。FCEUXというのを使ってみました。
ゲームも遊べます。自作のkazzoクローンは無事動作しました。
MOTHERも吸い出してみます。
anagoでscriptを「mmc3.ag」にして「dump」。
nameに「MOTHER」とでてますね。正しく吸い出せているようです。
エミュレータでROMを読み込みます。
MOTHERもエミュレータで遊べました。エミュレータだとカクカクのドット絵を堪能できますね。
つづき
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