新品のICは足がハの字に開いていて、そのままでは基板に刺さりません。このハの字に開いた足を、水平に矯正して、基板に刺さるようにするツールをご紹介します。
ピンそろった
使い方は簡単。
上から指で押さえなかったり、挟み込む力が強すぎると、足が斜めに曲がってしまいます。
3Dプリント矯正器(IC Lead Bender)
以前紹介した、TingiverseにあるSmall DIP IC Lead Benderというツールです。
(これを107%に拡大して印刷すると、矯正感がちょうど良いです。100%だと、足のピッチが狭い感じ。)
過去記事
このツールも使い方は簡単。
ICの足を隙間に入れて、指でギュッギュって何回か挟むだけ。こちらは、ピンそろったのように、曲がりすぎる失敗はありませんが、1回挟んだだけでは、曲げが弱い感じです。2,3回ギュッギュって挟む必要があります。
矯正結果
使用感
ピンそろった
長所:1回で矯正が完了する
短所:適当に使うと足が曲がりすぎてしまう
3Dプリントツール(IC Lead Bender)
長所:適当にギュッギュしても曲げはバッチリ
短所:何度かギュッギュをしないといけない
製品であるピンそろったの方が、安定して矯正できるのだろうなぁと思って買ってみたのですが、案外3Dプリンターで作ったツールの方が、安定していて、使いやすかったです。これでDIPのICをじゃんじゃん曲げ曲げして使えます。
ファミコンカセットの吸い出し機である、kazzoのクローンにICがいっぱい載っているので、ICを足を曲げる作業が楽になりました。
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