ファミコンのCPUからは、AUX AとAUX Bという2つのオーディオ出力が出ています。通常、これらのピンの出力は抵抗でミックスされて、モノラルのオーディオ信号になっています。
正式なステレオ音声ではありませんが、これらを分離することで、ステレオっぽくなります。以前書いた記事のコメントで、gokichanさんがこの方法をオススメしてくれたので、私もやってみました。
2つのオーディオ出力
ファミコンのCPUの1番ピンがAUX A、2番ピンがAUX Bになっています。
AUX Bは、三角波、ノイズ、ADPCMの3種類の音源が接続されていて、主にベースの音やドラムの音などが出ます。
チャンネルの分離
改造
シールド線は、狭いところも配線しやすい、細くてしなやかなこれがオススメです。
聴いてみる
手元にあったスーパーマリオブラザーズ3の音を聴いてみましょう。
異なる音源を左右のチャンネルに割り当てただけなので、ステレオではないですが、なんかステレオっぽく感じますね。
完全に左右に分けないで、AUX Aを左1:右2、AUX Bを左2:右1、ぐらいにミックスすると、それっぽくなるのではないでしょうか。
結構面白いですね。他のゲームの音も後で聞いてみたいと思います。
2019.1.15追加
他のゲームも聴いてみました。
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コメント
この改造ではディスクシステムの音源までは対応できないんじゃないでしょうか。
通りすがりさん
コメントありがとうございます。
その通りですね。拡張音源には対応できないので、その音が聞こえなくなってしまいます。
拡張音源も含めると3チャンネル必要ですね。
ロックマンいいですねぇ。私はスーパーマリオとドラクエでしたね。
アナログテレビとかドラムカンテレビとかも使うんですか?
昔のファミコンはロックマンとかドンキーコングとかやってました。
@四つ葉大好きっ子さん
そう言われるとド♯、レ♯に見えてきます。面白い見方ですね。
ドット絵って可愛くていいですよね。私はアイスクライマーのキャラクターが好きですね。
@gokichanさん
完全に分離していると聞いていて疲れるので、いい感じに左右をミックスするように改造したいと思います。いい情報をありがとうございました。面白いですね。
オーディオ出力のAの図がピアノ見たいに見えました〜スーパーマリオのドット絵が可愛くて好きです。
厳密には左右全く違う音でもテンポ、曲調が合っていますので
ステレオっぽく聞けるのですよ、じゃないとゲーム中の長時間BGMには不適切です