カレンダーを開いて、勝手に予定を入れてしまいます。タイトルは「ccccccccccc」
この現象は、お化けが勝手にタップするので、俗にゴーストタッチと呼ばれているようです。
どうやったら直るの?
よくある対策
インターネットで調べてみると、直す方法としては、
- 画面を拭いて綺麗にする
- 液晶保護シールをはがす
- 初期化する
- AppleStoreに修理を依頼する
みたいです。
「画面を拭いて綺麗にする」と「液晶保護シールをはがす」はタッチパネルに与える悪影響を除去する目的で行います。
「初期化する」は、システムとして何らかの動作が不安定になっているので、リセットして正常に戻すという意味合いがあります。
タッチパネルに与える悪影響を除去し、システムも正常に動作しているとしたら、後はハード的に不具合が発生していると考えられます。タッチパネルの故障か、メインボードの故障なので、アップルストアに修理を依頼することになります。
修理の依頼はいやだなぁ
私のIPhoneは保護シートを貼っていません。画面も綺麗にしました。でも、ゴーストタッチが発生します。そこで、フルバックアップをとってIPhoneの初期化を行ってみました。
まっさらな、初期化した状態にしたのですが、残念ながらゴーストタッチが発生してしまいました。ゴーストタッチのせいで、初期設定をするのもままなりません。
残る対策は、アップルストアに修理を依頼することになってしまいます。でも高いんでしょう?
いちかばちか
残る原因はハード的な不具合です。液晶に付属のタッチパネルの故障か、マザーボードの故障です。ならば、液晶(フロントパネル)を交換してみて、だめっだら買い替えを考えることにします。
フロントパネルは、以前IPhone5Sの割れた液晶を交換したことがあるので、自分でできることがわかっています。
以前フロントパネルを買ったお店で、IPhone6用のフロントパネルを買うことにしました。
この「TOKYOモバイルステーション」というお店のフロントパネルは、純正品を再生したものなので、発色が本物と同じで綺麗です。かつ移植が面倒な、インカメラやセンサー類が元々ついた状態で売っています。このため、移植作業はタッチIDだけ。前回の修理はとても簡単に済みました。なので、もう一度このお店から買うことししました。
フロントパネル購入
午前中に注文したら、次の日には届きました。すぐにも修理したいので、早くてありがたいです。偶然早かったのかもしれませんが。
修理の説明書、フロントパネル、作業に必要な工具が一式入っています。
修理開始
この動画がとてもわかりくて、この通りに作業をしました。
開封
ライトニングコネクタの左右のネジを外して、ヘラで液晶の周囲の爪を外すと、フロントパネルが開きます。IPhone5SはタッチIDの線が手前にあって、そのコネクタを外さないと大きく開くことができませんでしたが、Iphone6はそれがないので、開けやすいです。
フロントパネルは、90度を超えるとフレキシブルケーブルが切れるので注意です。これはIPhone5Sと同じです。
コネクタを外して、フロントパネルが外れます。
タッチIDの移植
左が新しいフロントパネル。右が古いパネルです。新しい方には、インカメラやセンサー類がついているので、タッチIDの移植だけで移植作業が完了します。
タッチIDはネジ2つ外すだけで、移植ができました。とっても簡単です。
新しいパネルを接続
コネクタをつないで、カバーを取り付け、フロントパネルを閉じれば交換完了です。
ゴーストタッチ直ったかな?
無事リンゴマークが表示されました。
普通に操作できます。ゴーストタッチは起きません。このIPhoneはフロントパネルの不具合が原因で、ゴーストタッチが起きていたようです。マザーボードの故障ではなくて、良かったです。
初期化をしても何をしてもゴーストタッチが直らない場合は、フロントパネルをを交換すると、ゴーストタッチが直ることがわかりました。
フロントパネルは、再生品で、インカメラなどがついた状態で買える、TOKYOモバイルステーションのがおすすめです。
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