SeeedStuidio Fudision PCBから、初めて注文したのPCBA基板が届きました。作ってもらった基板は、以前作ったCPLD基板の動作確認用のLED表示ボードです。
Fusion PCBAの基板
なかなかの仕上がり
この基板は、CPLDのすべてのピンの状態をLEDで示してくれるもので、大量のLEDと、大量の抵抗からできています。おもて面は1608サイズのLEDになっています。LEDの極性はすべて合っていますね。場所によってLEDの若干の位置ズレがあるので、部品は手載せしてくれたのでしょう。
裏面は、各LEDにつながっている抵抗たちです。こちらは0603を使ったので小さい部品ですが、綺麗に付いています。こんなにたくさんの部品を手載せしてくれて感謝です。自分では気が滅入ってしまうでしょう。
実は実装方法の確認メールがあった
この基板が製造中の時、SeeedStudioのスタッフの方から、水晶発振器の向きについてメールで問い合わせがありました。この向きで合っていますか?って。
写真を見ると、水晶発振器の向きが、正しい向きではありませんでした。
そこで、KiCadのキャプチャを使って、正しい実装方向をメールで指定しました。発注時に、KiCadで出力した実装用のpdf資料も添付していたのですが、それだけではわかりにくかったようです。
今回は、SeeedStudioの人が気づいて、問い合わせてくれたので、正しい向きに実装してもらえましたが、極性がある部品は極性の方向が明確になるよう、自分で資料を用意して追加で添付する方が良さそうですね。
適当に実装されてしまうのではなく、問い合わせてくれるのは、とてもいいことですね。次回は、極性の向きの資料も添付して、すんなり実装してもらえるようにしたいと思います。
組み立て
さて、組み立てていきましょう。このLED基板はCPLDボードの上に刺して、さらに上からジャンパーで配線できるよう、メスのソケットの足が長いコネクタを取り付けます。
左のCPLDボードの上に、右のLEDボードが刺さります。
ぴったり。いい感じです。JTAGのコネクタも干渉しなそう。
プログラムの作成
シフトレジスターを使って、LEDのバーが伸びるような表示をするプログラムを書いてもらいました。
LEDのバーが2本まではメモリサイズに収まりましたが、CPLDのセルが160しかないので、すべてのピンにソフトレジスタを配置することができませんでした。
そこで、2つのバーが光るようにプログラムして、それぞれのバーの結果を別のバーにも出力するようにして、4本のバーが同時に光るようにしました。
いっぱい同時に光ると、見応えがあります。
Fusion PCBA いいですよ
こんなにたくさんのLEDや抵抗を、自分で実装するのはちょっと辛いですよね。今回、Seeed Studio Fusion PCBAの発注が案外簡単で、実装も綺麗に実装だったので、たくさんの部品を実装する基板を、たくさん作る時に、また利用したいです。それまで、実装費無料をまだ継続しているといいなぁ。
あとは、Fusion OPL以外の部品、例えばDigikeyとかMouserとかAliexpressとかから購入してもらって実装というのもやってみたいです。
ここで作ったCPLD実験セットがこちらより↓↓購入できます。
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