ファミコン用 ゼロプレッシャーソケットの EP-ROM カセット基板を作りました

ファミコン自作ROMへの道

ファミコンの自作のROMが作りたくて、これまでファミコンのカセットを分解したり

UV-EPROMの書き込み機を作ったり

UV-EPROMの紫外線消去装置(イレーサー)を作ったり

してきました。

ソケットのついたファミコンカセット

UV EP-ROMへの消去と書き込みができるようになったので、ファミコンに刺さるカセット側を用意したいと思います。

基板

カセット基板には、以前作ったカセットArduinoのカセット基板を使いまわします。カセットArduinoは、拡張ボードが、ファミコンのカセットになっている、面白い仕組みのオリジナルのArduino互換機です。ROMライターもこれで作りました。

ゼロプレッシャーソケット

ROMライターで書き込んだUV EP-ROMを、カセットの基板のソケットに差し込む仕組みにしたいと思います。ソケットは普通のICソケットでもいいのですが、何度も抜き差しをすることを考えて、ゼロプレッシャーソケットにします。AMAZONだとZIFソケットで、検索するといっぱい出てきます。何の略なのでしょうか?

ゼロプレッシャーソケットは、レバーを立てるとソケットの穴が広がりICが差し込める状態になります。そして、レバーを倒すとソケットの穴が閉じてICの足がロックされます。ICの足に抜き差しのストレスがかからないので、足が曲がって折れたりせずに、抜き差しが多い場合には最適なソケットです。今回は2個必要なので、2個セットを買いました。

カセット基板の解析

以前、「4人打ち麻雀」と「ベースボール」を何個か買って、DIPタイプのROMの入ったカセット基板を掘り当てました。

この基板のROMを引き抜き、配線を調べました。基板の名前は「HVC-NROM-03」です。

PRG ROMは、A14が5Vにつがっていました。プログラムのデータは4000H番地から始まるようですね。

CHR ROMは、A14が5Vに、A13がGNDにつながっていました。こちらもデータが4000H番地から始まり8kB分だけ使うというこのようです。

4000Hから始まるのが一般的なのか、よくわからないので、とりあえず、A14はHiにもLowにもできるようにスイッチをつけることにしました。

また、CHR ROMのA10(21ピン)とA11(23ピン)はジャンパーでカードエッジコネクタの18ピンに繋がっていました。A10側がH、A11側がVと基板に書いてあります。

この他、基板のカードエッジコネクタの、45ピンと46ピン、48ピンと49ピンがつながっていました。

半田付け

カセットArduinoのカセット基板に部品を半田付けします。今回は部品が少ないので、これはすぐに終わりましたが、裏の配線が本数が多くて大変です。

電源の配線は0.6mmのはんだメッキ線で配線します。はんだメッキ線は錫メッキ線と違って、半田のノリが、それはそれはとても良くて、半田付けがとてもしやすいです。抵抗の足とかコンデンサーの足って、半田付けしやすいですよね。あれと同じです。錫メッキ線は前作業として、半田メッキしたり、紙やすりでこするなどしないと半田がついてくれませんが、はんだメッキ線はそれが不要で、いきなり配線ができます。値段が高いですが、作業効率が格段に高いので、もう錫メッキ線には戻れません。

配線には0.1mmのポリウレタン銅線を使っています。信号線などの電流を必要としない線の配線には、0.1mmの太さは、しなやかで取り回しがよく、とても配線がしやすいです。また、はんだごての先に半田をつけておいて、溶けた半田の中にポリウレタン銅線を差し込むと、簡単に被覆を溶かし取ることができます。1個買うとおそらく一生分使えるので、これもオススメです。

さて、すべての配線が終わって導通チェックが終わりました。わかりやすいようにソケットとスイッチにラベルを貼りました。

完成

ファミコンに刺すとこんな感じです。普通のカセットはROMが基板の背面についていますが、今回作った基板はROMを手前側についています。ROMが見えた方がかっこいいですからね。

次回は何かしらROMデータをUV EP-ROMに焼いてみて、動くかどうか試したいと思います。

 

 

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