燃えプロ シンセサイザーキットの作り方
燃えプロシンセサイザーキットの作り方をご説明します。キットの組み立てには半田付けが必要です。半田付けの際に火傷をしないよう、十分注意して作業をしてください。
抵抗
青い矢印のところに抵抗を半田付けしていきます。
IC
ICは全て、左に凹マークになる向きに取り付けます。
セラミックコンデンサー
極性はありません。
集合抵抗
●マークが基板の左側になる向きに取り付けます
ヘッドホンジャック
電解コンデンサー
基板の右側が白い帯(マイナス)になる向きに取り付けます。
タクトスイッチ
スライドスイッチ
半田付けした後に、スイッチをOFFにしておきます。
コネクタ
基板の手前側に、切り欠きが向くように取り付けます。
半固定抵抗
LED
丸いパッドの穴に長い足(プラス)、四角いパッドの穴に短い足(マイナス)になる向きに取り付けます。
ボリューム
電池ボックス
基板に「+」と書いてある方に「赤」の線を、「ー」と書いてある方に「黒」の線を半田付けします。
スピーカー
コネクタ付きのケーブルに、スピーカーを半田付けします。スピーカーの「+」と書いてある方に「赤」の線を、「ー」と書いてある方に「黒」を取り付けます。
基板のコネクタに接続します。
音声合成IC
凹が左向きになるように、ICソケットに差し込みます。
自分で、燃えプロのファミコンカセットからICを取り外す場合は、こちらを参考に取り外してください。
キートップ
タクトスイッチにキートップを差し込みます。配色はお好みで。
これで完成です!!
動作確認
電池ボックスに単三電池(電池はキットに付属していません)をセットして、スイッチをON。LEDが光ります。
左のボリュームが音量、右のボリュームがピッチ(音程)、半固定抵抗はピッチの微調整用です。最初は、全てのボリュームを写真のように、中央にします。
何かキーを押すと、発声します。
音量は左に回すと音が小さく、右に回すと音が大きくなります。
ピッチは左に回すと低く、右に回すと高くなります。調整用の半固定抵抗も同様です。ピッチのボリュームを中央にして、音程がお好みになるよう調整用の半固定抵抗を調節してください。ただし、どちらも右いっぱいにすると、高くなりすぎて音が出なくなってしまいます。
音が出ないとき
基板の表面の確認
- 電池の向きが正しいか確認してください。
- 電池ボックスの配線で赤が+に接続されているか確認してください。
- 全てのボリュームがすべで中央になっているか確認してください。
- 全てのICの凹マークが左に向いているか確認してください。
- 全ての集合抵抗の●マークが左側にあることを確認してください。
- 音声合成ICの足が正しくソケットに刺さっているか確認してください。曲がってしまって刺さっていないこともあります。
基板の裏面の確認
- となりのピン同士が、半田でつながっていない(ブリッジしていない)か確認してください。
- 半田不足で接触不良になっていないか、全てのピンの半田を半田ゴテで一旦溶かしてみてください。
キットができるまで
この作り方の「燃えプロ シンセサイザーキット」はこちらで販売しています。
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