180Vの昇圧回路を作ってニキシー管IN-12BとNIS-1がレトロな光を放つようになりました

以前、ウクライナから届いたドット型のニキシー管INS-1と、数字のIN-12Bを開封しました。

今回は、高圧の電源を用意して点灯させたいと思います。

昇圧回路の用意

ニキシー管を点灯させるには170V以上の数mAの電源が必要です。

9Vの昇圧DCDCを改造

今回は、太陽電池実験セットで使っている、昇圧型のDCDCコンバータをベースに改造したいと思います。

このDCDCコンバーターは、電池2本から9Vを出力する仕様です。このDCDCコンバータの回路の、出力部の部品を高耐圧の部品に交換し、コイルをトランスに替えて180Vを生成できるよう改造してみました。高圧なので失敗すると即壊れてしまうため、電源投入はドキドキです。

ゆっくり電源の電圧を上げていくと、みるみる出力電圧が上がり無事180V程度で出力が安定しました。DCDCコンバータが正常に動作しているようです。

ニキシー管IN-12Bを点灯させてみる

22kΩの抵抗を挟んで、ニキシー管を接続しました。

おおおおおおぉぉぉっ!光りました!初点灯です!

いいですねぇ。このオレンジと、この柔らかい光り方。LEDのようなピカピカ感とは違う暖かい光です。

精密な構造体の中の一部のが、柔らかいネオンの光を放っています。

パラメータの算出

さて、今後の設計のために、各パラメータを計算してみます。

電源側の電圧は177V。22kΩの抵抗を挟んだ後の電圧は133Vでした。ニキシー管を流れる電流は I = ( 177V – 133V ) / 22k = 2mAとなりました。いい感じですね。

抵抗の消費電力は W = ( 177V – 133V )^2 / 22k = 0.088W。ということは、0603サイズ(JIS 1608サイズ)の1/10Wのチップ抵抗でも大丈夫そうですね。もう一回り大きい1/8Wだとより安心です。

2つつないでみる

ニキシー管を2つつないてみました。DCDCの電圧がやや下がって167Vとなりましたが、光っています。

4もいいですねぇ。

ニキシー管INS-1を点灯させてみる

ドットタイプも光らせてみます。200kΩを挟んでINS-1に電源をつなぎます。

おおおおおぉぉぉっ!このニキシー管もいい光り方ですね。

正面だけに光りが漏れるようになっていて、正面から見るとはっきり光が見えます。普通のネオン管は横が光るので、光り方が違います。

ニキシー管はいい

今回初めてニキシー管を光らせることができました。オレンジ色のほわっとした光が、とても綺麗でぼーっと眺めてしまいます。

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