先日、ブレッドボードでIN-14のニキシー管を表示することができるようになりました。
今回は、それらの回路を目覚まし時計に内蔵して、最終的には「目覚まし時計」風の、置き時計を作りたいと思います。
丸い基板にはんだ付け
配置の検討
目覚まし時計の直径と同じサイズの円形の、ユニバーサル基板を作りました。その基板に、ESP32-DevKitC-VBのマイコンボードと、先日ブレッドボード用に作ったドライバー基板、ニキシー管用DCDCコンバータを、いい感じに収まるように配置します。
ニキシー管用DCDCコンバータは👇こちら👇で購入可能です。
はんだ付け
表面はこんな感じに収まりました。
裏面はこんな感じです。
配線には0.3mmはんだメッキ線と0.2mmポリウレタン線を使っています。はんだメッキ線は、はんだの付きが錫メッキ線に比べダントツによく、錫メッキ線のようになかなかはんだが付かずにイライラすることがありません。
0.2mmのポリウレタン線は、はんだごての熱で被覆が溶けるので、配線するのがとても楽です。
これらの配線は、作業効率の向上にとても寄与するので、是非ともおすすめです。
なかなかいい感じに、基板がまとまっています。
動作チェック
組み上げた後に動作しなかったら悲しいので、この状態で、プログラムを書き込んで動作チェックします。
正常に動作しました。順調です。
目覚まし時計を分解
分解
ジリリリリとベルが鳴る、針式の普通の目覚まし時計を分解します。ベルを叩くハンマーは、接着剤で固定しました。スペース的にハンマーを駆動する仕組みは、残念ながら内蔵することができません。
内装工事
目覚まし時計の内側に黒いボール紙を貼って、見た目を良くします。
組み立て
基板を収納
おおおおお!いい感じですね。
ニキシー管の後ろある、マイコンや部品がちょっと目立ってしまっています。このままでもいいかもしれませんが、目立たないように加工したいと思います。
基板を塗装
一度分解し、基板を取り出します。そして基板を、ツヤ消しブラックのスプレーで塗装しました。
ニキシー管の、背面の部品が目立たなくなりました。
さて、再び組み立てます。
グッと引き締まる
ニキシー管の周辺のパーツが、ブラックで統一されたことで内部が引き締まり、ニキシー管がより引き立って見えますね。いい感じです。
今は、ただのカウントアップのテストプログラムなので、次回はこれをNTP時計のプログラムに改良していきたいと思います。
2020.4.17 追加 続きはこちらです
追加終わり
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