USB HDMI キャプチャ
USB3.0の高速転送を生かして(2020.8.1 どうやらUSB2.0のようです)、1080pのキャプチャができるキャプチャケーブルです。ビデオはUVCコーデック、オーディオはUACコーデックで転送されるので、windowsはもちろんmacでもドライバーなしでキャプチャできてしまいます。
私は、Aliexpressで買いました。
仕様
Input port: 1 x HDMI
HDMI input format:
480i, 480p, 576i, 576p, 720p50, 720p60, 1080i50, 1080i60, 1080p24 / 25/30/50/60
Output port: 1 x USB-C
Output format:
640x480 / 720x480 / 720x576 / 768x576 / 800x600 / 1024x768 / 1280x720 / 1280x800 / 1280x960 / 1280x1024 / 1368x768 / 1440x900 / 1600x1200 / 1680x1050 / 1920x1080/ 1920x1200 / 640x360 / 856x480 / 960x540 / 1024x576
Frame rate: 25 / 29.97 / 30/50 / 59.94 / 60fps
Audio and video capture: standard UVC and UAC
Aliexpressに書いてあった仕様です。1080の解像度までならば、ほぼなんでもキャプチャできそうです。
2020.8.1追記 1920x1080の場合30fpsが最高のようです
デジタル顕微鏡と接続
接続は簡単
接続は簡単。デジタル顕微鏡のHDMIを本体に接続し、本体のUSBをMacに接続するだけです。電源はUSBから給電されるので不要。
HDMI接続でデジタル顕微鏡の全ての機能が使えるように
デジタル顕微鏡は、こちらを使っています。
このデジタル顕微鏡には、HDMI出力と、UVCコーデックのUSB出力があり、USBでもMacと接続して、顕微鏡の画像をモニターすることができました。
しかし、USB接続している場合には、デジタル顕微鏡の映像を見ることはできるのですが、メニューを表示したり、顕微鏡画像の静止画や動画の撮影といった機能が利用できませんでした。
HDMI接続の場合には、そういった制限はなく、全ての機能が使えるようになります。そこで、手ごろなHDMIキャプチャーを探していたところ、Aliexpressで$10くらいで売っているこれを見つけて買ってみました。
メニューや静止画の撮影ができるようになった
HDMI接続にすることで、メニューが表示されるようになりました。特に設定することはありませんが、各種設定ができるようになりました。
また、静止画や動画の撮影も可能になります。デジタル顕微鏡で撮影すると、SDカードに保存されます。
これが、SDカードに保存された画像です。
きついほど遅延はなく、顕微鏡で調査する程度であれば困ることはありません。
画質はそこそこだが、機能がすごい
デジタル顕微鏡の画像を見る分には、十分な画質です。試しにブルーレイプレーヤを接続して、映像をみてみたのですが、1080pで24インチほどのPCのモニターで見ると、模様のエッジのところが若干色にじみがありました。気にしなければ気づかない程度です。
しかし、流石に数万円するゲーム実況用のHDMIキャプチャよりは、画質は劣る(エッジが鈍る?)感じです。
もう一度。
試しにブルーレイプレーヤを接続して、映像をみてみたのですが、1080pで24インチほどのPCのモニターで...
でもいい買い物でした
安くてなかなかいいキャプチャーケーブルを買いました。ドライバなしでお手軽にHDMIの映像をパソコンでモニターしたい方にはおすすめです。特にMacで使えるのは便利ですね。ブルーレイプレーヤの映像がモニターできるというのも便利ですね。
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