目覚まし時計風ニキシー管時計は、GPSを内蔵し正確な時刻が表示できるようになっています。また、インターネットに接続することもでき、NTPサーバーより正確な時刻を取得して表示することもできます。
GPSの場合、時計の電源がONしてから時刻が表示されるまで、最大30分程度の時間がかかります。これに対しインターネットから取得する場合には、電源が入り無線LANに接続した瞬間に、正確な時刻が表示されます。
このため、もしGPSが受信できない環境に時計があったり、電源が入ったらすぐに時刻を表示させたい場合には、WiFiの設定がおすすめです。
作業に必要な物
●無線LANのアクセスポイント
ただし、2.4GHzにのみ対応。5GHzには対応していません。
●スマートフォン
WiFiの設定方法
USBを接続する
USBをUSB充電器に接続し、電気を供給します。もし既にUSB充電器に接続しているのであれば、いったん抜いて、再度接続してください。
スマホで時計に接続
スマートフォンで「NixieClock」というアクセスポイントに接続してください。パスワードは「12345678」になります。
iPhoneの場合
歯車マークの「設定」>「Wi-Fi」をタップすると「NixieClock」が表示されます。「NixieClock」をタップし、パスワードは「12345678」と入力します。
Androidの場合
歯車マークの「設定」>「ネットワークとインターネット」をタップします。
「NixieClock」をタップ。パスワード「12345678」と入力すると接続されます。
設定
スマートフォンが時計に接続すると、設定画面が表示されます。「アクセスポイント設定」をタップします。
ご自宅にある無線LANのアクセスポイントをタップします。Passwordの欄にアクセスポイントのパスワードを入力します。「設定を保存」をタップして設定完了です。
設定完了
時刻が表示され、数字の下にある振り子(点)が右へ左へと振れていれば、正しく設定が完了しています。もし時刻が表示されなければ、最初からやり直してみてください。
無線LANの設定は時計内部に記憶され、電源が切れても保持されます。電源が再度投入されれば、記憶された無線LANに自動で再接続され、時刻が表示されます。
以上で、目覚まし時計風ニキシー管時計の作り方はすべて終了しました。お疲れ様でした。
目覚まし時計風ニキシー管時計の作り方 目次
1. ニキシー管基板のはんだ付け編
2. メイン基板のはんだ付けと組み立て編
3. 目覚まし時計の改造編
4. WiFi設定編(現在はここのページになります)
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