今回はベニア板をEtcherLaserProでカットする時の、パラメータ(条件出し)を調べたいと思います。
ベニア板といっても、見た目の綺麗な表裏両面に化粧板がついている、シナベニアをカットします。2.5mm厚の物はシナベニアが手に入らなかったので、片面だけ化粧板のついているワランベニアを用意しました。3mmのシナベニアがカインズホームで売っているのはわかっているのですが、畳1枚分のサイズがあって大きすぎるので諦めました。
ワランベニア2.5mm厚
テストにkohacraft.comの表札をカットしてみます。
1100mm/minでギリギリカットでき、1000mm/minで簡単に抜けるよう綺麗にカットできました。
シナベニア4mm
4mmのシナベニアはとても切れやすいようです。1200mm/minでギリギリカットでき、1000mm/minで綺麗にカットできました。2.5mm厚のワランベニアと変わらない感じです。
シナベニア5.5mm厚
これが結構切れません。
200mm/minでようやく切れました。2パスの場合は500mm/minとなりました。ただ、2パスの場合には表面が、1パスに比べて茶色に変色してしまいました。
5.5mm厚は時間をかけてカットするため、切断面が黒こげです。4mm厚のシナベニアは切断面が茶色で綺麗です。2.5mm厚のワランベニアは焦げ茶色をしています。
まとめ
パワー:100%
ワランベニア 2.5mm:1000mm/min
シナベニア 4mm:1000mm/min
シナベニア 5.5mm:200mm/min
ワランベニア 2.5mm:1000mm/min
シナベニア 4mm:1000mm/min
シナベニア 5.5mm:200mm/min
というように、なりました。シナベニア4mmはカットしやすく切断面も綺麗で、とてもいい素材ですね。
以上、ベニア板のカットパラメータの調査(条件出し)でした。
以前調べた、MDFのカットパラメータはこちらです。
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