CO2レーザーカッターEtcherLaserProでハンコを作ってみました。レーザーカッターでハンコを作る際にはシリコンゴムなどを利用するのですが、
今回はMDFに刻印をしてハンコを作ってみたいと思います。
データの作成
イラストレータで文字を配置して、四角と文字との引き算(ブーリアン演算)をして白黒を反転します。左右反転して文字盤にします。別レイヤーで輪郭の四角を描いてカットのラインとします。
準備
SmartDIYsCreatorにSVGファイルを読みこみます。
刻印&カットする部材には厚み4mmのMDFを使用します。EtcherLaserProのカメラ機能で部材を撮影。ほぼ廃材ですが、ちょっとした空きスペースがあったので、そこにハンコのアイテムを配置しました。このカメラ機能は本当に便利ですね。部材を無駄なく利用できます。
パラメータの設定です。ハンコの刻印(掘り込むところ)を
・パワー:100%
・ハッチング:0.1mm
に設定し、カットは
パワー:100%
としてみました。
刻印&カットスタート
空きスペースにハンコが掘られていきます。
3分ほどでハンコの刻印&カットが完了。
2mm程度掘れて、文字がくっきりを飛び出しています。表面にヤニがくっついています。
アルコールで表面を拭いて、ヤニを落としてみました。
結構いい感じではないでしょうか。
ハンコを押してみる
インクをハンコの表面にペタペタ付けていきます。
ハンコの素材がMDFと硬いので、インクの転写がしやすいように、紙の背面にシリコンシートを敷きました。
かすれた感じに転写されましたが、それはそれでいい感じを醸し出しています。
レーザーカッターでハンコができました!
素材がシリコンゴムシートではなく、MDFですが、レーザーカッターEtcherLaserProでハンコができました。今度はシリコンゴムシートでも試してみたいと思います。
シリコンではなく天然ゴムシートでも作れるようなのですが、加工時のにおいが強いようなので、私はやめておきます。
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