個人事業主の確定申告で申告する際に、レーザーカッターは資産扱いとなるようです。そのため購入価格での一括での費用計上ができません。
この場合、耐用年数の時間をかけて、毎年費用を分割して計上し続ける必要があります。
レーザーカッターの耐用年数は?
調べてみると、レーザーカッターだから何年と決まっているわけではなく、何の素材を切るかで年数が決まるようです。
「確定申告書等作成コーナー よくある質問」にそれが書いてありました。「主な減価償却資産の耐用年数(機械・装置)」の表です。
一部を切り出してみます。
レーザーカッターで切れそうな素材を抽出してみると、
・布:7年
・木材:8年
・紙:12年
・ゴム:9年
・革:9年
となります。
また東京都の同様のページの「機械及び装置の耐用年数表」のPDFには、プラスチック製品(アクリルとかの樹脂系かな?)も書いてありその場合、
でした。
カットする素材によって最短7年から最長12年と結構変わってきますね。
今年分はとても少ない
私の場合、レーザーカッターで加工する素材の主な物は木材なので、耐用年数を8年としました。
購入費用が33万程度で、8年で償却するため、
約33万÷8年÷12月=約3400円
と1ヶ月あたり約3400円ずつ、ゆっくりと償却していく計算になります。
私の購入したEtcherLaserProは、12月に納品され使用を開始したため、今期は1ヶ月分の約3400円程度しか今期は費用計上できません。(実際は「約」ではなく詳細に計算する必要があります)
8年も使い続けられるのか?
法律で決まっているので仕方がないのですが、8年という超長期での償却となってしまいます。
業務用の機械と違って、民生用用途のEtcherLaserProが8年後も動いているのかちょっと心配ではありますが、長いきしてもらいたい物です。
私は、会計ソフトにわくわく青色申告を使っています。大手のソフトのように毎年更新費用がかからないのに、必要なアップデートはしてくれるところがいいと思っています。
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