RakutenモバイルのRakuten UN-LIMIT Vを契約しRakuten Miniを購入しました。Rakuten Miniを使ってMacでUSBテザリングをする方法をご紹介します。
Rakutenモバイルを契約
1年間データ通信使い放題でかつ無料ということで、楽天モバイルを契約してきました。端末は小さくて1円で購入できるRakuten Miniにしました。ネットでは売り切れていますが、イオンに出店しているRakutenモバイルの実店舗では、まだ在庫があったので購入することができました。
この端末をPocketWiFiのようにテザリングすることで、外でもネット使った作業ができるようにしたいと考えています。
ただ、Rakuten Miniはミニだけあって、バッテリーが1250mAhと他のモデルに比べ半分以下です。そのためこの機種は、バッテリーがそれほど長く持ちません。MacBookのバッテリーが残っていても、Rakuten Miniのバッテリーが切れてしまっては、ネットでの作業ができなくなってしまいます。
WiFiではなくUSBで接続してテザリングができれば、Rakuten Miniの電源はMacBookから供給されるので、Rakuten Miniのバッテリーを気にせず作業ができます。
MacはUSBテザリングができない
Androidには、端末とパソコンとをUSBで接続してパソコンをインターネットに接続する「USBテザリング」という機能が使えます。windowsではこの機能を利用することができるのですが、MacではUSBテザリングに対応していません。
そこで、GitHubにあるHoRNDISというソフトをセットアップして、USBテザリングを有効にしたいと思います。HoRNDISはセットアップがちょっと面倒そうですが、David Ryskalczykさんがインストーラにしてくれているので、それを利用することにします。
上記のGitHubのスレッドの途中にある「HoRNDIS-9.2-catalina_install.pkg.zip」をダウンロードします。
HoRNDIS-9.2のインストール
zipを解凍するとHoRNDIS-9.2.pkgが生成されます。これを実行します。
「続ける」をクリック。
「インストール」をクリック。
パスワードを入力するか、指紋認証します。
インストールが進みますが、
セキュリティ的にインストールできないので、「セキュリティ環境設定を開く」をクリック。
左下の鍵を解除して、右側の「許可」をクリックします。
インストールが続行されます。
インストールが完了しました。
Rakuten Miniの設定
Rakuten MiniとMacBookをUSBケーブルで接続します。
歯車マークをタップします。
「ネットワークとインターネット」をタップ。
「アクセスポイントをテザリング」をタップ。
USBテザリングをONします。パソコンとUSBケーブルで接続していないと、USBテザリングは有効にならないので、必ず先にUSBでつないでおきます。
MacでUSBテザリングできているか確認
「システム環境設定」の「ネットワーク」を開いてみると、「Ethernetアダプタ(en7)」が追加され、USBテザリングができるようになっています。
MacBookのWiFiをOFFして、USBテザリングでインターネットに接続されているか確認してみます。ホームページを開いてみると、無事にホームページが表示され、Rakuten Miniでインターネットにつかがっていることが確認できました。
これで、Rakuten Miniのバッテリーを気にせずに、外出先でどこでもインターネットができるようになりました。この記事も、このUSBテザリングによってインターネットに接続して書いています。画像のアップロードも速く、ストレスなく使えています。これが、端末代1円だけで1年間無料で使えるなんて、素晴らしいですね。
ちなみにRakutenモバイル回線の速度を測定してみると、
ダウンロード30Mbps、アップロード20Mbpsでした。
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