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3.5mmフォーンプラグのハウジングを使うXLR接続のコンデンサーマイクを作りました

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どうもkohaniiです。

以前作った小型のXLRマイクプリアンプが残っているのでまたマイクを作ってみました。

以前はUSBファミコン 2コンパッド用に使っていたマイクが結構音が良かったので使っていましたが、

今回は秋月電子に音質の良いというWM-61A相当のマイクXCM6035が売っていたので使ってみました。

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ハウジング

以前のマイクではシールド線の先端にマイクをはんだ付けして熱収縮チューブで保護しただけのものですが、
このXCM6035の直径6mmという小型を生かして3.5mmフォーンプラグのケースに入るのではと思い、AliExpressでこのフォーンプラグを購入しました。

おそらく鉄製でニッケルメッキのものです。

5 PCS Nickel Plating 3.5mm 3 Poles Stereo Jack Plug Cable Solder Adapter

5個入りを約460円で購入できました。

そして届きました。

別物が。

まあ安いので仕方ありません。
磁石にくっつくのでおそらく鉄製です。

このフォーンプラグは先端部分がネジになっていて、ハウジングから取り外せます。
そのハウジングの中にマイクは余裕で入りそうです。

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マイク

秋月電子で1個50円で売っているエレクトレットコンデンサーマイクを使います。

XCM6035の元(相当?)となるWM-61Aではそのまま使わず、裏面のパターンカットを行なって音質を向上させるソースフォロワ出力にする改造が行われているようですが、
XCM6035では裏面のパターンが違い、かなり難易度が上がっています。

なので普通のドレインフォロワとして使い、バックエレクトレット型コンデンサーマイクなので信号の出力は逆相です。アンプ基板で反転し修正します。

マイクのケーブルにはノイズに強いシールドケーブルを使います。
かなり小さいですが、しっかりとはんだ付けします。
もちろんケーブルはフォーンプラグのハウジングを通しておきます。

フォーンプラグの内径よりマイクが小さくて余があるので、マイクの周りに銅テープを巻き、しっかりGNDに落としておきます。
マイクがハウジングから抜けないように、固定用にケーブルを結んでおきます。

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ステンレスメッシュ

そしてハムノイズをできる限り無くすために、マイクの前に付けるステンレスメッシュを作ります。
マイクの前についている空気を通すための穴からもハムノイズはやってきます。しっかり対策しましょう。

目の細かい0.5mm網のステンレスメッシュを3Dプリンターで作った型で成形します。

右の黒い円柱がマイクと同じ直径の型で、左の筒がケースと同じ直径の穴があいた型です。

穴があいた型の真ん中に切ったステンレスメッシュを、置き円柱の型を上から押し込み成形します。
ステンレスメッシュの対角線上の端に切り込みを入れておくとシワができにくく綺麗に押し込めます。

成形したステンレスメッシュです。
周りの平らな部分をカットして完成です。
ステンレスなので電気を通しマイクと密着することでGNDと繋がりノイズシールドになります。

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組み立て

あとは組み立てていくだけです。
反響防止のためにマイクの後ろにワタを詰めて、マイクを詰め込みます。

前にステンレスメッシュをはめれば完成です。
補強でメッシュの端にUVレジンを付け固定しました。

テスターでステンレスメッシュ、ハウジングがGNDに繋がっているのを確認しました。

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測定

マイクをオーディオインターフェースZOOM U-44に繋ぎ、パソコンで入力を96kHz 24bitに設定しました。

WaveSpectraでFFTして周波数特性を確認してみます。

音量を最大まで上げた無音の状態です。赤色がピークをとったものです。
50Hzのハムノイズは無く、奇数倍音も見当たりません。

録音機材の影響で ある程度ホワイトノイズがあるので、40kHzまで出力されています。

今度はインパルス信号の代わりに、マイクの前で手を叩いた音のFFTを見てみます。クリッピングしない様に音量は下げてあります。
280Hzあたりにくぼみがありますが、手を叩いた音の影響ですので無視してください。

20Hzから40kHzまでかなりフラットな特性のようです。

頑丈で特性もフラットな、かなり良いマイクが完成しました。

おわり