ウクライナのレトロ表示管愛好家と物々交換したIV-6で、時計を作ろうと思います。
VFDを基板に立てる
物々交換したIV-6は中古品なので、リードを綺麗に修正して、基板に差し込めるようにします。
4本並べて、基板に立てることができました。ブレッドボードに刺せるように、後ろにはピンヘッダを取り付けました。これだけでも、結構かっこいいですね。
MM5316N
MM5216Nは、VFD用の時計ICです。
ICに直接VFDを接続でき、電源と、クロック、スイッチをつなぐだけで時計を作ることができます。
このICで注意が必要なのが、電源ピンです。電源ピンのVSSとVDDが今の感覚と違って、
- VSS:+極 25Vを印加
- VDD:GNDを接続
となっています。今であればVDDが+極で、VSSがGNDなどを想像するのですが、反対となっています。私は1回間違えて逆に接続してしまいました😅
回路
とりあえず、ICに電源とVFDだけをつないで、数字が表示されるだけの回路を作ってみます。
ブレッドボードに、ICとDCDCコンバータを刺して配線しました。
これに、先ほど作ったVFD基板を差し込みます。
光った!
クロックをつないでいないので、時間は進みませんが、数字が表示されました!
また、VFDのヒーターを交流で駆動していないので、右の桁ほど明るく、左の桁ほど暗くなってしまっています。
次回は、クロック源の作成と、VFDの交流駆動機能を追加してみたいと思います。
2021.5.6 追加 つづきはこちら
VFD表示管IV-6とMM5316Nにクロック源を追加して時計になりました
今回は前回の回路にクロック源を追加して、VFDの時計にしたいと思います。 前回の記事はこちらです。 50Hzのクロック ...
追加終わり
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