前回はメイン基板の実装を行いました。今回はVFDをはんだ付けして完成させたいと思います。
前回のメイン基板の実装リフローの記事はこちらです。
VFDとサブ基板のはんだ付け
蛍光表示管IV-27Mにサブ基板をはんだ付けします。
まずは、サブ基板にピンヘッダをはんだ付けします。
右側用の基板の穴に、VFDの右側のリードを通します。
左側も同様に、左側の基板の穴に、左側のリードを通します。
基板をVFDの奥まで差し込みます。
メイン基板のピンソケットに、サブ基板のピンヘッダを接続します。
この状態で、基板にリードをはんだ付けします。
余分なリードをニッパーでカットして、組み立ては完了です。
プログラムを書き込み
以前作ったプログラムと、VFDとの接続ピンが異なっているので、今回のボード用にピン設定を変更しておきます。
パソコンとメイン基板とをUSBで接続すると、USBが正常に認識されました。
続いてArudinoの書き込みボタンを押します。コンパイル後にプログラムが書き込まれていきます。そして、最後まで書き込めました。
メイン基板のESP32の書き込み回路は、正常に動作することがわかりました。
自動的にリセットがかかり...
動作しました!
空中に浮く透明なIV-27Mの蛍光表示管に、日時が表示されました!
とても素敵です。
この蛍光表示管IV-27Mは裏が透けているので、文字だけが光っていてとっても素敵なんです。
ケースを作る
ダイソーのケース
ケースは、ダイソーで売っている「コレクションボックス ミニ ワイドタイプ」がぴったりです。
これが100円で買えてしまいます。
穴あけ
このケースの上蓋に、USBケーブルを出すための穴を開けたいと思います。
左から4cm、下から5mm、10mmの2カ所に2mmの予備の穴を開けます。
その穴を4mmのドリルで4mmの穴にします。
ニッパーで穴をつなぎます。少しずつカットしないと、ケースが割れてしまうので、慎重にカットしていきます。
USBケーブルが出る穴が空きました。
こんな感じにケーブルが穴から出ます。
完成!
ケースに入って、ホコリをかぶる心配もなくなりました。
透明で美しいIV-27蛍光表示管の、カレンダー付き時計が完成しました!
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