郵便が届いたことをメールでお知らせしてくれる「はかり式」の郵便受けを運用して2ヶ月が経ちました。
「はかり式」郵便受けについて詳しくはこちらをご覧ください。

郵便が届いたことをメールで知らせてくれるので、とても便利で助かっています。しかし、困ったこともあります。
連続でメールが送られてくる
新聞の場合
3日に1回くらいの程度であるのですが、新聞が投函されてから、30分くらい毎に通知のメールが届いてしまいます。郵便受けに入っている新聞の重さが微妙に変化するのか、測定誤差による物です。
写真のように、新聞の重量が全て「はかり」に載っているのではなく、新聞の一部が郵便受けの側面などに触れていると、正しく重さが測れません。そのため、重さがちょっと変化してしまうのかもしれません。
新聞の場合、3g程度の測定誤差で、不要なメールが送信されることが多いです。
ネコポスの場合
重量の重いネコポスが投函された時も、不要なメールが送信されてしまいました。この時は550gくらいのネコポスだったのですが、10g程度の測定誤差が発生していました。
プログラムの改良
プログラムを改良します。なるべく感度を下げたくないけれど、重い物の時には測定誤差が大きくなるので、メールを送る判定を甘くしないといけません。
そこで、以下のように改良します。
- 投函に反応する重さは2gでそのまま
- 1回反応したら、次に反応する重さを変更する
- 反応する重さは、3g+今の重さの2% とする
こうすることで、何もない状態から郵便物が届いたことに反応する重さは今まで通りで、一度届いた後は、郵便物の重さに応じて、反応する重さが甘めになります。
不要なメールが減ったよ
プログラムの改良により、不要なメールが届かなくなり、とても快適になりました。
バッテリーの持ち
2ヶ月前に充電電池(エネループ)3本、約4Vでスタートしました。上のグラフは、これまでの測定結果になっています。
赤が電池の電圧、青が郵便の重さ、オレンジが郵便の有無です。電池の電圧はほぼ3.7V程度で一定しています。
マイコンの処理の内容としては、重さの測定は1分に1回、1日に1,2回程度のメールの送信を行っています。2ヶ月経っても、バッテリーはあまり減っていないようです。結構長持ちしそうですね。
しばらくこのまま運用して、様子をみたいと思います。
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