「はじめての太陽電池実験セット ナイトライトをつくろう」に入っている光センサ付きのDCDCコンバータモジュールをちょこっとだけ生産しました。
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はんだペーストの印刷
ターゲットの基板の周辺に、同じ厚みの基板を当てて、ターゲットの基板を固定します。上にステンシルを載せて位置合わせをし、ステンシルがずれないようにマスキングテープで固定します。
はんだペーストを奥に載せませす。私は低融点の鉛フリーはんだペーストを使っています。低温で溶けるので普通のオーブンでも簡単にリフローができます。
不要になったクレジットカードなどで、はんだペーストを手前に引き寄せながら、印刷していきます。綺麗に印刷ができました。
部品の実装
部品の実装は、ピンセットを使わずに電動バキュームピック(吸着ピンセット)を使っています。
部品を、このように掃除機にように吸着して、所定の位置に配置することができます。ピンセットよりも簡単に、部品を持ち上げたり離したりすることができます。
特に極性のある部品の時に、便利です。写真のようにテープから直接吸着することで、必ず同じ向きに部品を吸着することができます。向きを合わせる必要がないので、実装にかかる時間をものすごく短縮することができます。
吸着ピンセットおすすめですよ。
あっという間に、実装が完了しました。
リフロー
熱風で加熱できるコンベクションオーブンでリフローします。コンベクションオーブンにはテスコムTSF601を使っています。
このオーブンは、加熱の途中でも設定温度を変更することができます。
使っているはんだペーストの温度プロファイルです。庫内の温度がこのプロファイルに沿って加熱されるように、温度を調整しています。庫内の温度は、K型熱電対温度計を入れておいて測っています。
10分弱でリフローが完了しました。
CdSの取り付けとテスト
光センサのCdSをはんだ付けして基板の完成です。
一つ一つ、正常に昇圧動作をするのかチェックしていきます。全て正常に動作しました。
ブレッドボードに刺さるように、ピンヘッダをはんだ付けして、光センサ付きのDCDCコンバータが完成しました!!
梱包
キットに必要な部品をセットにして、袋詰めし、キットの完成です。
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