これまで、完成した回路でキセノン管をフラッシュさせて遊んでいましたが、今回は、全て自作の回路でフラッシュを光らせることに成功しました!!
準備
回路
こちらが、フラッシュの回路になります。左側には、ニキシー管用の高電圧発生モジュールがつながり、200Vが供給されます。

ニキシー管用電源モジュール NixeDCDC | kohacraftのshop
5Vから175Vを生成できます
一番の問題はトリガートランスです。普通には手に入らないので、ここを自作しました。
トリガトランス
こちらが、自作したトリガートランスです。電源に入っていたトロイダルコイルを分解して、トロイダルコアを取り出しました。そこにセカンダリをエナメル線で300ターン巻きます。結構時間がかかりました。
プライマリーは太い線で15ターン巻きました。
キセノン管
キセノン管は、昔実験に使っていたものを使います。
ピンヘッダにこのように取り付けました。
組み立て
ブレッドボードに組み立てました。トリガコイルのプライマリをジャンパピンでグランドにショートさせると、トリガーが発生して、フラッシュが光るという仕組みです。
実験開始
トリガートランスのプライマリを何度かショートさせると、何回かに1回、フラッシュが光ります。
波形を測定すると、3.5kV発生しています。
自作のトリガートランスで、フラッシュが光らせることに成功しました!!!
改良
トリガトランスの出力電圧がちょっと低いので、プライマリの巻き数を15ターンから10ターンに変更しました。これで5kVくらいになったはずです。
すると、このように、ほぼ確実にフラッシュが光るようになりました!!嬉しいーーーー!!!
自分で作った部品で、初めてフラッシュを光らせることに成功しました!!これまでできなかったことなので、とても嬉しいです。
今度は、マイコンで光らせられるようにしたいと思います。
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