ネオン管って綺麗ですね。ネオン管は100V程度で光らるイメージですが、一体どのくらいの電圧で光るのか、どのくらいの電流が流れるのか、調べてみました。
ネオン管
ネオン管は、直径4mm、長さ10mmの小さいネオン管を用意しました。
高電圧電源
60Vから120Vくらいが生成できる、高電圧DCDCコンバータを作成しました。
上記の昇圧型DCDCコンバータの部品をほぼ全て交換して、60Vから120Vが出力できる仕様に変更しました。
トランスはこちらの記事の物を使っています。
特性の測定
回路は、電源にとネオン管の間に、10kΩの抵抗を直列に挿入しました。
電圧電流特性
使用したネオン管は67Vから点灯し始めました。電圧を上げるとほぼ一定の傾きで電流が増加することがわかりました。ネオン管は1〜2mA程度で点灯させる物なので、5mAはさすがに寿命に悪いでしょう。
電圧特性
ネオン管に流れる電流が測定できたので、その時のネオン管にかかっている電圧を計算してみます。
ネオン管の電圧は電圧を上げると共に、徐々に上昇していることがわかります。ネオン管は放電中の電圧は一定なのかなと思っていたのですが、違っていました。
電流抵抗特性
電流とその時のネオン管の抵抗値を計算してみました。
放電開始時は60Ωくらいあるのですが、電流が多くなるにつれ抵抗値が低下していくことがわかります。電流をこのまま増加させていくと、ショートのような状態になるのかもしれません。
ネオン管は不思議な特性
ガス放電間のネオン管は、LEDや電球と違った特性があることがわかりました。
ネオン管でもっと遊んでみたいと思います。
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