赤外線リモコンの信号を音で聞きたくて、音に変換する装置を作ってみました。
回路図
赤外線リモコンの光は38kHzや40kHzで変調されているため、音として聴くことができません。そこで、赤外線リモコンのレシーバーの信号をATTinyマイコンで取り込み、信号がある時のみ音を出すようにプログラムしました。音の信号はトランジスタで増幅し、スピーカーを鳴らします。
またパソコンなどで録音できるように、ヘッドホン出力を用意しました。
プログラム
#include <avr/io.h>
int main(void)
{
DDRB = 1 << 0;//PB0を出力に設定
TCCR0A = 0;
TCCR0B = 0;
TCCR0A |= (1 << COM0A0);//比較一致でOC0Bピン(PB0) トグル(交互)出力
TCCR0A |= (1 << WGM01);//比較一致タイマ/カウンタ解除(CTC)動作
TCCR0B |= (1 << CS00);//clkI/O (前置分周なし)
OCR0A = 255;
while (1)
{
if((PINB & (1 << 4)) == 0) {
OCR0A = 255;
} else {
OCR0A = 0;
}
}
}
タイマーで音の周波数を作っています。とてもシンプルなプログラムなのでATTiny13Aでも動作します。
実験
装置の裏側にスピーカーが付いています。
パソコンにつないで、リモコンの信号をパソコンに録音してみます。
赤外線リモコンの信号が、音として録音できました。
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