これまで何度が作ってきましたが、やっと満足のいく特性が出るようになりました。そこで、基板化してJLCPCBに基板を発注したいと思います。
一つ前のHigh Voltage DCDCの製作記事はこちらです。
KiCadで設計
DCDCの制御ICと入力のコンデンサが変更になりました。あまり大きな変更でなないので、前回のパターンをちょこっと変更するだけで、作業が完了しました。
できた基板を10枚面付けします。こうすることで、部品を実装する時に10枚同時に作ることができるのでとても効率的です。
基板の四隅には、ステンシルと基板の位置合わせのための、穴が空いています。このステンシルと基板との位置合わせの方法について、詳しくはこちらの記事にまとめてあります。
JLCPCBへ発注
JLCPCBのページで、基板のパラメータを設定していきます。
今回の基板は、面付け基板で、5x2枚面付けしたデータなので、
Panel Format:Column 5 Row 2
と変更します。
基板の色はブラックにしました。JLCPCBのブラックはちょっとつや消しのかっこいいブラックです。
基板のメッキは、金メッキとしたいので
にました。
今回の基板は端面スルーホルが2つの辺にあるので
となっています。
ガーバーファイルをアップロードします。するとアップロードした基板が表示されます。
ステンシルも一緒に注文します。ステンシルは何も指定しないと380mmx280mmというとても大きな板が届いてしまって、収納場所に困る邪ので、カットしてもらいます。
とします。
ステンシルには基板の表面のパターンのマスクを作ってもらいたいので、
とします。
ステンシルと基板との位置合わせのための穴を開けたいので、
にします。
以上で設定は完了。[SAVE TO CART]をクリックしてカートに入れます。
[Secur Checkout]をクリックして、注文に進みます。
住所を選択します。[Continue]をクリック。
発送方法を選択し[Continue]をクリック。
支払いに進むか、データのチェックを先にしてもらうか選びます。パラメータの設定ミスや、複雑さのために料金が、後から変更になることがあるので、先に支払いをせずに、データのチェックを先にしてもらうことをお勧めします。
下の Review Before Payment を選択し、[Continue]をクリック。
この画面に切り替わり、基板のデータチェック(レビュー)が始まります。
全てのデータが「Approved」になれば、データのチェックが完了です。今回の基板のデータチェックにはデータのチェックに2時間ほどかかりました。データチェックは気長に待つ必要があります。
金額も$73.9から$72に変化しました。何が変わったのかは、わからないですが、支払いよりも先にデータチェックをしてもらう、今回の手順のほうが安心ですね。
あとは、支払いをすれば発注完了です。[Pay]をクリックします。
クレジットカードの番号を入力し、クーポンがあれば選択しておきます。最後に「Pay」をクリックします。
これで注文が完了し製造が開始されました。
届いたら、組み立たいと思います。
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