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電動アシスト付き自転車エネループバイクのバッテリーCY-EB35(K)が寿命なのでバッテリーセル交換サービスを受けてみました

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約10年乗った電動アシスト付き自転車のバッテリーが、ほぼ寿命を迎えてしまい数kmしか走らなくなってしまいました。

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バッテリーセル交換サービス

エネループバイクのバッテリーの型番はCY-EB35(K)です。約10年も前の物なので、すでに生産は終了し新品での購入はできません。

自転車自体はまだ壊れていないので、何とかならないものかといろいろ調べてみると、バッテリーの中に入っているバッテリーセルを、新品に交換してくれるサービスを見つけました。

業者へ電動アシスト付き自転車のバッテリーを送ると、中身を交換して送り返してくれるというサービスです。

※Li-ionセル化の為、軽量になります。
※一般的にリチウムイオンは、電池癖がなくニッカドやニッケル水素よりも長持ちします。
※純正ニッケル水素充電器がご使用いただけます。

とのことで、リチウムイオンに交換してくれて、軽くなるし寿命も長いということなので、この業者で交換してもらおうと思います。

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代わりのバッテリーを購入

バッテリーを業者に送ってしまうと、家の電動アシスト自転車のバッテリーがなくなってしまいます。エネループバイクは、バッテリーが無くなると普通の自転車の3倍くらいペダルが重くなってしまい、実用に耐えません。

そこで、中古の同じバッテリーを購入して、それをバッテリーセル交換サービスに出すことにしました。

あいにく、CY-EB35(K)の中古が見つからなかったので、CY-EB35(K)の後継機種のNKY402B02というバッテリーをメルカリで購入しました。NKY377B02が本当の後継機種のようです。

NKY402B02は色が黒から白に変わりましたが、形状がCY-EB35(K)と同じで、うちのエネループバイクに装着できました。

このバッテリーで試しに充電して走ってみましたが、ほとんど充電もできず、数100mしか走れませんでした。完全に寿命が尽きたこのバッテリーの、バッテリーセルを交換してもらいます。

新聞とテープでグルグル巻きにして、指定された宛先に送りました。

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不安になる情報が...

バッテリーを郵便局から送った後で、何気なくバッテリーセルを交換してくれる業者の名前"リセルオンライン"をネットで検索してみました。

すると、"ぜんぜんアシストしない"とか"バッテリーの持ちが悪くなった"といった、この業者のサービスに対する非常に悪い評判をいくつか目にしてしまいました。

確かに、商品ページに

※リセルサービスはバッテリーパック自体の販売やバッテリーをメンテナンス・修理・再生するサービスとは違います。
※この商品は使用時間等を保証した商品ではありません。

とあります。バッテリーを再生するサービスではないって、何のためにセルを交換するのでしょう。使用時間等を保証しないって、短時間しか動作しなくても知りませんよってことでしょうか。

利用規約をよくよく読んでみると、

・リセルサービスは、バッテリー内のセル(電池)のみを単に交換するサービスでバッテリーとしての動作や機能・性能を保証するものではない改造委託作業で、バッテリーを修理するサービスではありませんので、作業後いかなる場合でも返品・交換・返金・弁償等はできません。

・セル(電池)交換することによりバッテリーやそのバッテリーに関連する機器(充電器や本体等)が正常に動作する保証はございませんし、不具合が生じても当ショップでは責任を負えません。

とあります。この業者は、動作の保証をしない単なるバッテリーセルの交換代行であることがわかりました。

業者のページを改めて見れば見るほど、ここに作業をお願いして良かったのかと、だんだん不安でいっぱいになってきます。

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バッテリーが返って来る

金曜日に送り出したバッテリーは、土曜日に業者に渡されました。そして、月曜日中にセルの交換が終わり発送され、火曜日には手元に戻ってきました。

作業はとても迅速でした。

プチプチに包まって、レターパックで届きました。重さは元の重さの半分くらいに軽くなっています。

届いた時のバッテリー電圧は25.1Vでした。

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中身をのぞいてみる

開けてみると、ビニルテープでグルグル巻きになった組み電池が入っていました。7直列2並列でした。2並列ということは大電流を流すのにも向いていますね。配線も太い物が使われており、パッとみた感じでは不安な要素はありません。

バッテリーが揺れないように、ウレタンが詰めてありました。へぼいリチウムイオンが細い線でつながっているだけだったらどうしようかと不安でしたが、しっかりとした作りになっていて安心しました。

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充電

いつもの充電器で充電してみます。夜に充電器に装着し、朝には充電ランプが消えていました。

リチウム電池1セルあたりの満充電時の電圧は4.2Vです。7直列なので、29.4Vがこのバッテリーの満充電の電圧となります。

充電完了後の電池の電圧を測ってみると29.1Vでした。標準の充電器でも過不足なく充電されたことになります。

標準の充電器で充電できるかも心配だったので、この点も一安心です。

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乗ってみる

それではエネループバイクに、届いたバッテリーを装着してみましょう。バッテーリー残量のメーターのLEDが3つ光って満タンであることがわかります。

まずは平坦は道を走ってみます。これまでのニッケル水素のバッテリーよりもアシスト力が強く、軽く走れる感じがします。楽に走れます。

古いバッテリーだと途中で電池切れになってしまう道(約7km)を走ってみましたが、交換したバッテリーではLEDが1個しか減りませんでした。あと2個残っているので20kmくらいは走れるのかな。セル交換でバッテリーの持ちが復活しました。

続いて急な登り坂を登ってみます。

これまた、楽々登っていきます。これまでのバッテリーよりもトルクがあって、こんな坂道ですが、スイスイ登っていけちゃいます。リチウムイオンの大電流の放電性能のおかげかもしれません。

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セル交換は大成功

注文した後に、とても不安になっていましたが、結果的には大成功でした。これまでよりもバッテリーは軽くなって、ペダルを漕ぐ力も楽になり、走れる距離も元に戻りました。

これまでよりもよくなったバッテリーで、これからもエネループバイクに乗り続けようと思います。