15年乗ったホンダのステップワゴンから、電気自動車の日産リーフに乗り換えました。
リーフに乗り換えた理由
子供たちが小さい時はかなり遠くへ車で旅行に行きましたが、大きくなった今はそのようなことはありません。最近は近場での買い物にしか車を利用しなくなりました。生活には車が必要だけど、今の車は、維持費が結構かかるなと感じていました。
うちは5人家族+愛犬がいるので、軽自動車では乗り切れません。普通車で維持費が安い車を探していたら、電気自動車を見つけました。
維持費を計算してみると、新車登録から17年が経過した古いステップワゴンから、電気自動車のリーフに乗り換えることで、税金は約1/3に、ガソリン代・電気代は半分以下になります。我が家の場合年間8万円程度、車にかかる費用を削減できることがわかりました。
さらにリーフは中古車が異常に安く、低燃費なハイブリットカーよりも安く買えてしまいます。
私は排気ガスのにおいが苦手なので、排気ガスが出ないということも魅力的です。
ということで、ステップワゴンから中古の日産リーフに乗り換えを決めました。
充電には200V15A必要
こちらが、リーフに電気を充電する充電器になります。200Vのコンセントにさして使います。
電圧は200V。電流は15Aです。
家の電気の契約は30Aで、配電盤には30Aのブレーカーがついています。15Aの充電器だから電気をあまり使っていない夜間に充電すればいいと考えていました。
Noooooooooooooooooo!
それは間違いなのです。
ブレーカーに書かれた「30A」とは100Vで使った場合に30Aまで(電力だと3000W)使えるというだけで、2倍の電圧の200Vで使用した場合には電流は半分になり、15Aが上限(電力だと3000Wで同じ)となります。
逆に言うと、200V15Aの充電器を使うには、100Vに換算して30A以上のブレーカーが必要です。
つまり、30Aのブレーカーでは、電気自動車の充電中は、家で電気を一切使うことができなくなってしまいます。
100Vで充電する
日産から100Vで充電できる充電器が販売されています。200Vから100Vに下がることで、充電時間が2倍以上長くなるというデメリットがありますが、それでも夜間に5時間充電できれば、距離として40kmくらいは充電できます。
普段の生活ではそれで十分です。一気に充電したい時には、近くの充電スタンドへ行って充電すればいいと割り切ります。
しかもネットで調べてみると、リーフに付属の200V充電器は、100Vでも動作するということです。普通充電の規格としては、EVに供給する電圧は100Vでも200Vでも構いません。200V用に作られた充電器の制御回路の電源が、たまたま100Vでも動作するということだと思います。
また、電気自動車の充電のためには、電流が大きいので専用の分岐ブレーカー(メインのブレーカーの右にある小さなブレーカー)とコンセントが必要です。エアコンも同様ですね。
私の自宅の屋外の100Vのコンセントは、たまたま専用の分岐ブレーカーからつながっているので、そのコンセントを使おうと思います。
資材を購入
電気自動車の充電器用の専用コンセントの他に、日産のEV普通充電用電源回路ガイドラインによると、高感度な漏電ブレーカーが必要になるということです。
その漏電ブレーカーを入れるための防水ボックスも買いました。
設置
防水ボックスの加工
防水ボックスに漏電ブレーカーを取り付けて、配線を通します。
丸形の裸圧着端子を圧着ペンチで圧着します。
防水ボックスの配線が完了しました。
配線の先にプラグを接続します。
壁に設置
充電コンセントや防水ボックスは、雨に濡れにくいように出窓の下に設置しようと思います。
ステンレスのタッピングネジで壁に固定しました。
取り付けが完了しました。
アースの設置
リーフの充電器はアースがつながっていないと、正常に充電されないそうです。そのためアースを設置します。
ちょうどコンセントの横に雨どいの水が出てくるパイプがあるので、土の湿り気は十分あります。
アース棒が埋まるくらいまで掘りましたが、これ以上は地面が硬くて掘れませんでした。
屋外コンセントのアースが設置できました。
充電できるかな?
テスターで絶縁と電圧をチェックしてから、漏電ブレーカーをONにします。
リーフに充電ケーブルを接続すると...
充電器の充電ランプが点灯しました。充電できそうです。昼間は電気が足りないので、充電は夜に行います。
リーフの充電タイマーを深夜の0:00から早朝5:30まで充電するようにセットました。
翌日
昨日は90%くらいだったバッテリーが100%。満タンになっています!!
深夜0:00から2:10まで充電が行われて、充電が完了していることがわかります。
30A契約でもリーフに充電できました
電気の契約やブレーカーは30Aのままで、チョイ乗りにはちょうど良い、リーフの充電設備が設置できました。
追加:その後40Aのプランに変更しました。さらに充電中にレンジやドライヤーを使ってもブレーカーが落ちない仕組みを作りました
追加終わり
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