衝撃的なデザインのアルチメディアプレーヤを、HDMI接続の外部モニターに改造してサブディスプレーになりました。
マルチメディアプレーヤーADM7
aitendoで販売している7インチのマルチメディアプレーヤーはMP4を再生する機能があります。
仕様などADM7について調査したした結果など、詳しくははこちらをご覧ください。
このマルチメディアプレーヤを分解して調査した結果、液晶にはAT070TN92が使われていました。
マルチメディアプレーヤAMD7の分解した結果について詳しくはこちらをご覧ください。
AT070TN92用のLCDコントローラボード
マルチメディアプレーヤAMD7に使われている液晶モジュールAT070TN92に対応した、HDMI入力のLCDコントローラボードが、AliexpressやAmazonで売っています。
このボードを使って、マルチメディアプレーヤーをHDMIモニターに改造しようと思います。
マルチメディアプレーヤーのケースを開けると、液晶モジュールと、コントローラボードの2つに分かれます。
元々付いているLCDコントローラボードを取り外し、購入したAT070TN92用のLCDコントローラボードと入れ替えます。
こちらが、コントローラボードです。HDMI入力と、LCDモジュールと接続する50ピンのコネクタがついています。電源はUSBから供給するようです。また、スピーカーアンプと、モニターの設定を行うためのスイッチボードもついていました。
試しに液晶モジュールをつないでみると、パソコンの画面が液晶モジュールに表示されました。
こんな感じの見た目になる予定です。
改造
元々あったコントローラ基板を外して空いたスペースに、HDMIインタフェースを持ったコントローラボードを固定します。その固定のためのサポーターを3Dプリンタで作ります。Blenderで設計しました。
Curaでスライスしてデータを3Dプリンタで印刷します。
サポーターをLCDコントローラに取り付けて、ケースに収めます。
ぴったり収まりました。HDMIコネクタを接続するための穴と、電源のためのUSBコネクタの穴を開けます。
液晶モジュールがつながりました。
電源のUSBコネクタは横に開けました。microUSBコネクタのDIP化ボードを、ケースにねじ止めまし、USBコネクタを取り付けます。
完成!
マルチメディアプレーヤADM7が、HDMIの外部モニターになりました。アルチメディアモニターに付いていたスピーカーはそのまま利用し、音も出ます。
パソコンのサブモニターとしても活躍することができます。
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