RGBWYVパワーLEDは、赤、緑、青、白、黄色、紫外線の6色が一つのパッケージに入ったパワーLEDです。
以前はユニバーサル基板にはんだ付けして点灯させたのですが、もっとパワーをかけて明るく火買わせられるようにアルミ基板に実装したいと思います。
RGBWYVパワーLEDの詳細はこちら👇👇です。
基板の設計
KiCadで回路を設計します。
と言ってもカソード側に電流制限用の抵抗が入ってコモンになっているだけの簡単な回路です。
基板もKiCadで設計しました。
放熱を考えて配線幅は太くしておきました。
表示を切っていますがGNDベタになっています。
放熱を考えてアルミ基板にしました。ネジで固定できるように丸いねじ穴も開けました。
kohacraft.comのシルクはIllustratorで作りました。
コンポーネント変換でシルクに変換して、基板に配置しました。
PCBWayに発注
アルミ基板をよく注文しているPCBWayに発注します。
基板のサイズの設定と、基板の材質をアルミに変更にして、他はデフォルトのままです。
メタルマスクも一緒に注文します。メタルマスクは、初期の設定の場合、190mm x 290mmととても大きなサイズになるので、その他特殊加工の欄に、100mm x 100mmにカットしてもらうように要望を書いておきます。
これで、カートに入れます。
ガーバーファイルを登録します。「ガーバーファイルを追加」をクリックしてガーバーファイルをアップロードします。
「今すぐ注文する」をクリック。
基板のデータチェック(レビュー)が始まります。レビューが完了すれば、メールが届きます。
支払い方法と、発送方法を選択して「注文する」をクリックすれば注文完了です。
製作中となり、発注完了です。
基板が届く
今回は大きな箱で届きました。
メタルマスクを小さくしたのですが、大きく製造されてしまったのでしょうか。
指定したサイズのメタルマスクでした。
綺麗な丸いアルミ基板です。
kohacraft.comのシルクの綺麗に印刷されています。
実装と動作テスト
あれ、パターンとLEDのピッチが違います。
測ると、ショップページに書いてあるデータシートの寸法が間違っていました。まぁ乗るのでよしとします。
アルミ基板なので、熱が逃げてしまいますが、どうにかはんだごてではんだ付けできました。抵抗は300mA程度流れるように33Ωにしてみました。
写真ではわかりませんが、かなり眩しいです。
4Vで全部光らせてみました。電圧が足りず紫色は暗いです。さすがに全て点灯させると、放熱が足りず触れないほど基板が熱くなります。
全ての色を混ぜると紫っぽい白色になりました。
分光計でスペクトルを調べてみる
以前作った分光計でスペクトルを見てみます。
赤、黄色、緑、青とそれぞれのLEDの色にピークのあるスペクトルでした。
PCBWayでRGBWYVの6色パワーLEDの基板ができました。これで、様々な色の照明が作れます。
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