届かないだろうなぁと諦めていてた、ニキシー管とVFD管がウクライナから届いたので、驚きと嬉しさでいっぱいです。
発注
3月の中旬、ニキシー管とVFD管をウクライナのセラーに発注しました。2年前に購入した時よりも、価格が数倍に高騰していましたが、その分はセラーへの支援になると思い、届かなくてもクレームしないと決めて発注しました。
発注後、全てのセラーが数日で発送はしてくれましたが、荷物がウクライナの国際交換局(outward office of exchange)に届いた後、追跡が途絶えてしまいました。
荷物が届き始める
もう届かないだろうなと思っていたところ、4月の下旬から5月の上旬にかけて、荷物が届き始めました。ラベルの差し出し国に「UKRAINE」 と書いてあったのを見た時には、とても嬉しくなりました。混乱の最中でもウクライナの郵便局員や税関の人たちは、仕事を続けてくれていたことになります。
荷物は無事にウクライナを出国して、日本にやってきてくれました。
届いたニキシー管とVFD管
IN-16 ИН-16
ニキシー管時計に使った、小型のニキシー管IN-16です。
値段が高く10本買うのが限度でした。時計を作ると4本必要なので、2つしか作れませんが仕方ありません。
IN-16を使ったニキシー管時計の制作についていはこちらをご覧ください。
IV-6 ИВ-6
先ほどのIN-6と同じサイズのVFD管です。
厳重に梱包されて、ダメージなく届きました。
このVFD管を使った時計の制作記事はこちらをご覧ください。
ILC1-14/8
14桁7セグメントのVFDです。
以前、IV-27Mを使って空中に浮いている時計を作りました。
IV-27Mとは違って、数字の背景が黒く透明ではありません。
数字の背景が黒いIV-27というのもありますが、IV-27はIV-27Mとピンアサインが全く異なります。ウクライナの友人からもらったデータシートによると、IV-27Mからちょっと改造するとILC1-14/8に対応できそうでした。
そこで、ちょっと試しに買ってみました。
ウクライナから無事に届きました!
荷物の追跡が途絶えて1ヶ月経っていて、荷物は届かないと考えていたので、届いた時には驚きと、嬉しさでいっぱいになりました。
ウクライナの郵便関係者には感謝しかありません。
貴重なニキシー管とVFD管を使った新しい回路を考えようと思います。
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