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iphoneのイヤースピーカーから音が出ないので修理しました

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音が出なくなって半年以上経っていて流石に不便なので、イヤースピーカーを修理してみました。

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音が出ない

私のiphone SE2はいつからか、耳に当てるところにあるスピーカーから音が出なくなりました。最初はOSやアプリが原因だと思って、再起動とかしてみましたが、回復しませんでした。

ある時、スピーカーが内蔵されている、iphoneの上部を強く押すと音が出ることがわかりました。そのため、通話するときには、iphoneの上部を指で押さえて使っていました。しかし、あまりにも不便すぎるので、修理することにしました。

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分解

ライトニングコネクタの両サイドのネジを外して、吸盤で液晶を少し持ち上げて、ピックを差し込みます。

本体と液晶とは、防水のために両面テープでくっついているので、ピックをiphoneの上部へと移動しながら剥がしていきます。2,3mm以上差し込んでしまうと、何かしら傷をつけてしまうので、差し込むのは液晶のベゼルくらいまでにします。

両サイドの両面テープが剥がれると、液晶が少し浮きます。iphoneの上部に爪があるので、ホームボタン側に2mm程度スライドさせて爪を外します。

すると、本を開くように液晶が開きます。細いケーブルがつながっているので、90度以上開かないようにして、ネジやコネクタを外します。

本体と液晶が外れました。

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イヤースピーカーをチェック

液晶の上部の裏側にイヤースピーカーが内蔵されています。ネジを外して、イヤースピーカーを外してみます。

イヤースピーカーと液晶とはバネの接点で接続されていました。接点は汚れ、バネは1つ錆びて折れています。

IPAで接点をクリーンングします。

接点が光輝くようになりました。

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イヤースピーカーの修理

テスターで調べたところ、右の2つがスピーカーにつながっていて、左の2つはどこにもつながっていなそうでした。

右から2つ目のバネが錆びてバネの役割をせず、接触不良を起こしてスピーカーが鳴らなかったようです。

細いバネを探したところ、テストピンの中に入っているバネがちょうど良さそうでした。

しかし、スピーカーのパッドも、テストピンに入っていたバネも、はんだが付きませんでした。

1,2時間試行錯誤した結果、スピーカーの接点にバネを接触させて、ホットボンドで固定することにしました。スピーカーをねじ止めすると、バネの力でスピーカー側も、液晶側もパッドに接触することができます。

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組み立て

バネが液晶側の接点に当たっていることを確認して、イヤースピーカーを液晶にねじ止めします。

本体と液晶の周辺の両面テープを剥がしておきます。

本体と液晶をつないでいきます。

コネクタを接続し、金属のカバーをしてネジで固定します。

無事に電源が入りました。

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音が出るかな?

試しに123に電話してみます。「お客様のおかけになった番号は現在お取り扱いしていません」とイヤースピーカーから聞こえました!!

やっと普通に通話ができるiphoneになりました!

なんとか動作するようになりましたが、長く使える可能性は低いので、イヤースピーカーを取り寄せて交換したいと思います。iphone SE2は、iphone7 8と同じイヤースピーカーのようです。

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また、本体と液晶との間についていた防水用の両面テープを剥がしてしまったので、イヤースピーカーの交換と一緒に貼り付けようと思います。これがないと防水性がなくなってしまいます。これも iphone7 8用のが使えるようです。