PR 記事には広告が含まれています
スポンサーリンク
Translate

鉛フリーはんだ用のフラックスを買ってみたので比較してみました

スポンサーリンク

はんだ付け用のフラックスに「鉛フリーはんだ用」が売っていたので買って試してました。

スポンサーリンク

鉛フリーはんだ用フラックス

これまでのフラックスと何が違うのか、商品紹介のページではよくわからなかったので、試しに買ってみました。

容量が15mlと、これまで使っていたHOZANのフラックス30mlの半分です。

スポンサーリンク

普通のフラックスと比較

ピンヘッダの、片方にこれまでのフラックス、もう片方に鉛フリー用フラックスを塗って比較してみます。

塗った感じ

右側のピンに鉛フリーはんだ用フラックスを塗ります。

左側のピンに、これまでのHOZANフラックスを塗ります。

左のHOZANフラックスはすぐに乾いて少し白くなっています。これに対し鉛フリーはんだ用は乾燥しません。

はんだを付けてみる

それでは、はんだを付けてみます。

これまでのHOZANフラックスは、はんだごてが当たった瞬間にジュッと音がしてフラックスが蒸発し、その後はんだが流れて行きます。

これに対して、鉛フリーはんだ用はフラックスが揮発しません。ジェル状のフラックスの中ではんだ付けしているような感覚です。そのため濡れ性が良く、はんだがスムーズに流れて行きます。

はんだ付け後

はんだ付け後、普通のHOZANフラックスは、はんだごての熱で揮発してしまっています。これに対して鉛フリーはんだ用は揮発しないので、基板に残っています。触るとベタベタします。

普通のフラックスは、はんだ付け後に何もしなくても良さそうですが、鉛フリーはんだ用は、クリーニングしないとベタベタが残ってしまいます。

フラックスクリーナーでクリーニングしてみました。

綺麗にはんだ付けできています。

スポンサーリンク

まとめ

鉛フリーはんだ用フラックスの特徴

  • はんだ付け中もフラックスが蒸発しないので、スムーズにはんだが流れてはんだ付けしやすい
  • はんだ付け後にフラックスクリーナーを使わないとベタベタする

このため、はんだ付け後にクリーニングするのが面倒な場合には、普通のHOZANフラックスを使い、フラックスクリーナーでクリーニングすることを前提に、普段は鉛フリーはんだ用フラックを使うように使い分けていこうと思います。