しばらく前のiPhoneに付属していたEarPodsは、インピーダンスが高くパソコンに接続して音楽を聴くと、とても大きな音に聞こえます。そこで音量を下げるためのアッテネータを作っています。
KiCadで基板化
以前ユニバーサル基板に作った回路を、KiCadに入力し、基板を設計しました。
今回は、表面実装部品のみを使いました。
基板の裏には、金属が露出している部分がないため、そのまま机などにおいてもショートの心配がありません。
JLCPCBへ発注
JLCPCBに基板を発注します。[Add gerber file]のところに、ガーバーデータの圧縮ファイルをドラッグ&ドロップします。
プレビューに基板の完成図が表示されます。今回は基板の色をEarPodsと同じ白にしてみました。その他の設定はデフォルトのままです。
表面実装部品を使うので、メタルマスクも一緒に作ってもらいます。基板の表面のメタルマスクを作りたいので、[Stencil Side]を[Top]に変更します。
また、メタルマスクはそのままのサイズはとても大きいので、程よいサイズにカットしてもらいます。そのため[Customized size]を[Yes]にします。
カットするサイズを指定する画面になるので、xとyの欄にカットしてもらうサイズを記入します。今回は150mmにしてみました。[confirm]をクリックします。
以上で設定は完了です。[SAVE TO CART]でカートに入れます。
[Secure Checkout]をクリックして、注文に進みます。
1で発送先、2で宅配業者を選択します。3のSubmit Orderで、「Review Before Payment」を選択します。こちらにすると、JLCPCBでデータチェックしてもらい費用が確定した後に、料金を支払うことができます。
[Continue]をクリックすると、JLCPCBのチェックが始まります。
[Order Status]が[File Review]となります。レビューが終わるとメールが届きます。今回は15分程度でレビューが完了しました。
データに問題がなければ、[Order Status]が[Awaiting Payment]になり支払い待ちの状態になります。[Pay]をクリックして支払い手続きを進めます。
クレジットカードかPayPalで料金を支払い、[Pay]をクリックし注文完了です。
基板の発注が完了!
JLCPCBにEarPods用のアッテネータの発注が完了しました。届いたら組み立てたいと思います。
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