今回は、夜に人が近づいてきたら蓄電した電気でライトが光る、人感センサライトの実験をしてみましょう。
前回の実験はこちらです。
使うもの
実験じゅんび
テストしやすくするために、明るさセンサが反応しないよう、明るさセンサにねりけしを貼り付けます。スーパーキャパシターに電気がたまっていると、LEDが光ります。
太陽電池の黒い線をブレッドボードから抜きます。
人感センサのOUT、+、−のピンをDCDCコンバータに接続します。人感センサのOUTピンをブレッドボードの14aにさします。
太陽電池の黒い線を17bにさします。
じゅんび完了です。
実験1
太陽電池に光を当てて、スーパーキャパシターに電気がたまるのを待ちます。
人感センサに手を近づけてみてください。LED電球は光りましたか?
LEDは10秒光った後に自動で消えます。
人感センサは温度の変化に反応します。手をセンサに近づけたまま消えるのを待って、そのまま手を動かさないでいてみてください。人感センサが反応しないためLEDが光りません。
それでは手を動かしてみましょう。温度が変化して、LEDが点灯します。
人に反応してLEDが光る実験ができました。
それではこの実験そうちを、暗いときに人に反応して光る人感センサライトにしましょう。
センサの延長
人感センサを好きな向きに取り付けられるように、センサを延長します。
まずは、ブレッドボードから人感センサを取り外します。
ジャンパーワイヤーのピン-フレームのうち、オレンジ、黄色、緑の3本を取り外します。
人感センサの、OUTのピンにオレンジ色を、+のピンに黄色を、ーのピンに緑色をさします。
センサをDCDCコンバータに接続します。オレンジ色の線を14aに、黄色を15aに、緑を16aにさします。
人感センサが延長できました。
ねりけしを取り外して、明るさセンサが反応するようにしておきます。
実験2
窓の近くに実験そうちを置きます。人感センサは、人が来る方向をむけてテープで固定しておきます。
昼間蓄電しておいて、暗くなるのを待ちます。
暗くなったら、実験そうちに近づいてみましょう。
人感センサが反応してLEDが光りました!
昼間蓄電した電気を使って、暗いときに人が近づいたらLEDが光る人感センサライトが完成しました。
スーパーキャパシターは充電電池と違って、寿命がとても長いという特徴があります。ほぼ永久に動作する人感センサライトができました。
最後にケースに入れて、どこにでも置けるようにしましょう。
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