高電圧のDCDCコンバータを作った時に出力特性が測定しやすいよう、負荷テスト用の基板を作っています。
特性の測定方法
DCDCコンバータを作った時には、どの程度の負荷に耐えられて、変換効率はどの程度かを測定します。これまでは、負荷につなぐ抵抗を1つ1つ増やしていって、電流と電圧の変化を測定していました。
抵抗を追加していくのが結構手間だったので、スイッチで抵抗を増やせるような回路を作ろうと思います。
回路設計
回路は至ってシンプルです。抵抗とディップスイッチで構成されています。
10chのDIPスイッチを4つ並べました。抵抗は348kΩです。175Vのニキシー管用のDCDCのテストに使うと、DIPスイッチ1つONする度に負荷が約0.5mA増えていきます。全てのスイッチをONすると20mAまでテストすることができます。
完成するとこんな感じになります。
PCBWayに基板を発注
PCBWayに基板を発注します。
注文はとても簡単です。
- 基板のサイズと製造枚数を設定
- 基板の色を指定
- 基板に製造番号を印刷しないオプションを追加
- カートに追加
3はお好みで。普通は基板にPCBWayでの製造管理番号が印刷されます。$1.5追加で払うと、基板にこの製造管理番号が印刷されません。今回はこのオプションを追加してみました。
ガーバーファイルをアップロードするために、カートの中のファイルを追加をクリックします。
ガーバーファイルを追加をクリック。
ガーバーファイルをアップロードしたら、今すぐ注文するをクリック。
するとPCBWayで基板データのチェックが始まります。PCBWayはこの基板のチェックがとても速いです。速ければ数分でチェック完了のメールが届きます。
今回は2分で基板のチェックが完了しました。「チェックアウトに進む」をクリックして支払いへ進みます。
支払い方法にPayPalまたはクレジットカードを選択、発送方法を選んで「注文する」をクリック。
製造が開始されました。あとは届くのを待つだけです。
この基板で、DCDCコンバータの特性測定が楽になるでしょう。
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