中国の安い電子部品通販会社のLCSCでは、発送方法をいくつか選べます。DHL eCommerce Packetは何日で受け取れるのでしょうか。
LCSCの発送方法
LCSCでは、DHL、FedEx、DHL eCommerce Packet、国際郵便などが選べます。
DHLやFedExを利用すると、これまでおよそ10日前後で荷物を受け取れていました。しかし送料が高いために、部品が安いのに結局は割高になってしまう場合もあります。
そこで、DHLやFedExよりも安い、DHL eCommerce Packetでの発送を試してみました。
LCSCの表示では15〜35日とありますが実際はどのくらいで届くのでしょうか。
1回目
6月1日に発注した部品は、6月6日に出荷準備が完了しました。しかし、DHLが荷物を受け取るのはその3日後の6月9日です。
6月12日に中国を出発し、ドイツに入国します。その後イギリスを経由して日本に到着します。12日に中国を出発してから9日かかっています。
21日に日本に到着しますが、通関に渡されるまで2日かかっています。最終的に届いたのは6月24日でした。
荷物を受け取るまでかかった日数は、LCSCに発注してから24日、LCSCで出荷準備が完了してから18日かかりました。
2回目
6月3日に発注した部品は、6月8日に発送準備が完了しました。今回も1回目同様、DHLが受け取るまで3日かかり、中国からドイツへ渡ります。
ドイツに2日間滞在してイギリスへ渡り、もう一度ドイツを経由して日本に到着しました。中国を出発して19日が経っています。
日本に到着してから荷物を受け取るまでに3日かかりました。
2回目の荷物を受け取るまでかかった日数は、LCSCに発注してから33日、LCSCで出荷準備が完了してから28日かかりました。
3回目
3回目は7月3日に発注しました。7月5日に出荷準備ができ、2日後にDHLが受け取っています。これまで同様、ドイツへ入国します。
ドイツからイギリスへ渡り、日本にやってきました。
日本に到着の後4日で荷物を受け取りました。
2回目の荷物を受け取るまでかかった日数は、LCSCに発注してから22日、LCSCで出荷準備が完了してから20日かかりました。
まとめると
1回目:発注してから24日、出荷準備が整ってから18日
2回目:発注してから33日、出荷準備が整ってから28日
3回目:発注してから22日、出荷準備が整ってから20日
でした。
LCSCでDHL eCommerce Packetを選択すると、荷物を受け取るまでに1ヶ月くらいかかることがわかりました。
ちなみにDHL Expressの場合は
8月7日は発注した部品は、8月16日に受け取りました。
DHL Expressの場合は、発注してから9日で部品を受け取れました。
このため、ある程度まとめて部品を買う場合、送料2000円で受け取るのに1ヶ月待つか、+2500円追加で払って10日で受け取るか(20日短縮するか)という選択になります。
DHL eCommerce Packetの制限
DHL eCommerce Packetで発送できる荷物は、以下のような制限がありました。
- 重さの合計:1500g以下
- 部品の合計金額:$200以下
これらのどちらかを超えると、DHL eCommerce Packetが選択できなくなりました。
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