プレゼント企画の、ペンで飾り付けクリスマスツリーキットの作り方と使い方をご説明します。
このキットのクリスマスプレゼントはこちらでご応募できます。
入っている物
キットにはこれらの部品+白いペンが入っています。
ベースの組み立て
これらの部品を使って、クリスマスツリーを立てるベースを作ります。焦げ跡が表面になります。
正方形の板に、スリットのある板と、横長の丸い穴のある板を取り付けます。丸い穴は上になるように取り付けます。
白い基板を差し込みます。USBコネクタが横長の丸い穴の位置になる向きにして、スリットに白い基板の耳の部分を差し込みます。
右側にスリットの板をはめ込みます。これで基板が固定されます。
PCBWayと書かれた板を正面にはめ込みます。
四角い穴の開いた板を、上部にはめ込みます。以上でベースが完成です。
クリスマスツリーを光らせてみる
ベースの背面にUSBケーブルを接続して、もう片方をお持ちのUSBアダプタ(USB充電器)に接続します。お持ちでない場合には、100円ショップなどで購入することが出来ます。
クリスマスツリーをベースのコネクタに差し込みます。
クリスマスツリーの飾りが光り出します。
光り方を変更する
色の変え方
クリスマススリーのUSBコネクタを、USB充電器ではなくパソコンに差し込みます。パソコンのOSはWindowsのみに対応しています。
「デバイスとドライブ」に「Xmas Tree」というドライブが追加されます。このドライブをダブルクリックして開きます。
「COLOR.TXT」というファイルをダブルクリックして開きます。
このファイルに書かれた文字によって光り方が決まります。
文章を書き換えてみましょう。なんでも適当で綺麗に光るので大丈夫ですよ。
「ファイル」タブの「上書き保存」をクリックして文章を保存します。
クリスマスツリーの光が変わります。
書き換える文章はどんな文字でも大丈夫です。日本語だけの文章だとパステルカラーになりやすく、日本語と半角のアルファベットを交互にすると色味が強い感じになりやすいです。
ちょっと詳しく
LEDの明るさは文字コードの値の大きさに対応しています。半角(英語)の文字コード表は上のようになっています。上の文字コード表の左側の文字は値が小さく、右へ行くほどに値が大きくなります。
このため、半角文字のスペースや「!」はLEDが暗く、チルダ「~」文字は明るく光ります。
COLOR.TXTの中身は、R,G,B,d1,d2の順に並んでいます。d1,d2はダミーです。
例えは、赤く光らせたいのであれば、Rに値の大きなチルダ「~」を使い、G,Bに値の小さな「!」を使います。
これで、保存するとツリーのLEDが赤く変化します。
赤と緑を交互に点灯させたければ、赤の後に「!~!dd」(緑色)を追加し、
このように書いて保存します。
d1とd2はダミーですが、このダミーには役割があり、上のように最後のダミーを1つ削除すると、
「~!!」(赤)「!~!」(緑)の後に、dと最初の文字の~を飛ばして次の色は「!!d」(水色)「d!~」(オレンジ)というように1文字ずつずれます。最後のダミーの文字を1文字減らすことで、書いた文章よりも色の変化の数を増やすことができます。
また日本語を書いた場合、保存する際の文字のエンコード(Shift-JISかUTF-8)によって1文字2バイト(英語2文字分)か、1文字約3バイト(英語3約文字分)になります。このためダミーがないかダミー1文字の場合は似た色が続くことがよくありました。ダミー2文字を加えた5文字とすることで、エンコードによらず色がなるべく変化するようになりました。
元のファイルに戻したいときには「COLOR.TXT」の最初の文字を「改行」(エンターキー)文字にして保存して下さい。ファイルを閉じて再度ファイルを開き直しても、見た目は書き換えられていない場合もあります。これはキャッシュが影響しているようで、一度USBを抜いて再度差し直すと書き換えられていることを確認できます。
ペンで飾りをつけよう
動作することがわかったら、付属の白いペンでクリスマスツリーに飾りを描きましょう。この白いペンは拭き取ることができるので、何度でも描き直すことが出来ます。
このペンで描くだけでなく、シールを貼ったりしてもいいかもしれませんね。
描いた部分は手で触ると消えてしまうので、そおっとUSBコネクタに差し込んでください。
素敵なクリスマスツリーの完成です。
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