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DG12B VFD時計にWiFi設定とNTPサーバとの時刻同期機能を追加しました

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スマホやノートPCからWiFiの設定ができるようになり、NTPサーバの時刻と同期するようになりました。

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WiFiの設定方法

ボタンの長押し

このボードにはSETとUPの2つのスイッチが付いています。SETスイッチは時刻の設定に使っているのでUPスイッチを使います。UPスイッチを3秒長押しすると、WiFiの設定モードになります。

最上位のVFDの'マークが点滅します。VFD時計がWebサーバーになっていることを示しています。

ESP32でWiFiの設定をスマホやPCからできるようにする仕組みとして、WiFiManagerを使いました。

本家のWiFiManagerは現在ではコンパイルできません。しかし、tzapuさんがフォークしたWiFiManagerは、今でもメンテナンスされていてコンパイルすることができました。

ESP32のアクセスポイントに接続

VFDClockというアクセスポイントが有効になるので、スマホやノートPCから接続します。

公衆WiFiに接続するときに現れるウィンドのように、スマホやノートPCの画面に設定用のウィンドが表示されます。この中の「Settings」をクリックします。

設定

VFD時計から接続したい、WiFiのアクセスポイントをクリックします。

Passwordにアクセスポイントのパスワードを入力します。タイムゾーンも変更できます。入力が終わったら「Save」をクリック。

設定が保存されました。

NTPと時刻同期

ESP32が先ほど設定したアクセスポイントに接続を開始します。無事インターネットに接続できると、NTPサーバから時刻を取得しRTC ICに設定されます。

NTPクライアントにはtickeltonさんのNTPClientを使いました。

ArduinoライブラリーのNTPClientをフォークした物で、オリジナルよりも正確にミリ秒単位で時刻同期できます。

時刻同期すると、一番左に点滅していた'マークが流れ星のように、右へ流れていくアニメーションも追加しました。

NTPサーバとは1時間ごとに時刻同期する仕組みとしました。

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正確な時計になりました

WiFiの設定からNTPとの時刻同期までの動画になります。これで、とても正確なVFD時計になりました。

さて次回は、明るさセンサを追加して、部屋が暗くなったらVFDも暗くなる機能を追加したいと思います。

これまでの歩みは以下の通りです。