DM160の点灯方法がわかったので、VFD時計に組み込んでみました。
回路を修正
VFD時計の昇圧回路に、先日実験したチャージポンプ回路を追加して、アノードのための50Vを生成します。
フィラメントを駆動する信号は、VFD時計のフィラメントを駆動する信号を流用します。VFD時計のフィラメント電圧Vfは±5Vです。この電圧を±1Vにしたいので、それぞれの出力に抵抗をつけて、抵抗によって電圧降下させます。実験の結果、62Ωをつけるとf1,f2が±1Vになりました。
グリッドの電圧は実験では5Vでした。VFD時計の回路は25Vでプルアップされているので、その回路を流用し電流制限抵抗だけを前回の実験回路と同じ100kΩへと変更しました。
電源回路の修正
DCDCコンバータの回路に、ダイオードとコンデンサを取り付けて、チャージポンプの回路を追加しました。
VFD基板の修正
VFD基板に、DM160を追加します。偶然空いていたピンヘッダの1本の空きピンから50Vを受け取ります。フィラメントのそれぞれの入力ピンに62Ωを取り付け、IV-6フィラメントのVfに接続します。
これまで秒の変化に合わせて点滅していた「ドット」の信号を、DM160のアノードへと切り替えます。
時間を表示するIV-6 VFDと、分を表示するIV-6 VFDの間にDM160を入れました。間が狭くて入らなかったので、IV-6 VFDの裏にDM160を貼り付けてあります。
点灯!
おおお光りました!秒に合わせて点滅しています。
構造物が光るってかっこいいですね。
ケースに入れいる
目覚まし時計のケースに戻して、DM160を使ったVFD時計の完成です!
ネオピクセルインタフェースのドライバICを使っているので、調光が可能で、ふわっと光ったり消えたりします。
レトロなのにサイバーな感じがします。VFD美しいですね。
コメント
Hello, what is the price of the DM160 tube?
where do you buy?
Hello!
The board placed 56pcs DM160 was bought EUR69 on eBay in 2022.
It was not used board.